ジャズ愛好者必見！新感覚書籍『スケッチ・オブ・ブルー』アメリカ横断の旅

近年の音楽出版に新風を吹き込む、独立系出版社株式会社コラクソーから、待望の書籍『スケッチ・オブ・ブルー』が2025年3月17日より発送開始されました。本書は、アメリカ合衆国各地で鳴り響くジャズの音色に魅了された著者が、漫画『BLUE GIANT』の主人公・宮本大の足跡を追う形で、シアトルからニューヨークまでを横断し、リアルなジャズの世界を持ち帰ったのです。

著者は、ただの聖地巡礼を目的に旅を始めたはずですが、その過程で人生の大切な目標が見えてきたことが明らかになりました。全10章にわたるこの作品では、無名のローカルアーティストや新進気鋭の奏者、さらにはヨーロッパからの来訪者たちまで、多彩な音楽シーンを収録。ページを捲るごとに、まるでその場にいるかのような臨場感に溢れています。著者の熱意や探求心が、各都市のサウンドスケープとして表現されています。

旅行の道中に撮られた写真やエッセイも魅力の一部で、旅情あふれる風景と共に、ジャズの持つ力強さや人との出会いが伝わってきます。本書は単なる音楽本ではなく、生活や写真とも密接につながる幅広いテーマを兼ね備えた新感覚の作品と言えるでしょう。

本書の推薦者には著名な写真家の佐藤健寿氏が名を連ねており、彼は「著者はJAZZへのシンプルな愛情から、全米を彷徨い、一冊の本にまとめた。冒険心に溢れた作品だ」と評価しています。また、ジャズキーボーディストのBIGYUKI氏も、自身のアメリカ留学時代を重ね合わせながら、この本が人々の冒険心を掻き立てることを期待しています。

さらに、2025年4月6日から4月20日には、「スケッチ・オブ・ブルー展」が新宿のブルックリンパーラーで開催されます。このポップアップイベントでは、書籍に登場するニューヨークやフィラデルフィアに関する写真が展示され、食や音楽を楽しみながら本書を手に取ることができます。会期中は、限定のディスクガイドZINEも販売予定です。

『スケッチ・オブ・ブルー』（１巻アメリカ合衆国編）は、B5変判160頁の書籍で、価格は2,300円（税別）です。音楽を愛する全ての人々に、ぜひ手に取っていただきたい一冊となっています。アメリカ横断の旅を通じて、新たな音楽の世界観を発見するチャンスをお見逃しなく！