国際物流スタートアップ「3CF&Co.」が運営する荷主と大手フォワーダーのマッチングプラットフォーム「LOGI-CONEX」に株式会社日新が参画。協業パートナーを拡大へ

3CF&Co.のマッチングプラットフォーム「LOGI-CONEX」に日新が参画

国際物流スタートアップの株式会社3CF&Co.が運営する、荷主企業と大手フォワーダーのマッチングプラットフォーム「LOGI-CONEX」に、新たに株式会社日新が参画しました。日新は、グローバルネットワークと豊富な輸送実績を持つ、業界を代表する大手フォワーダーです。

3CF&Co.は、これまでもジャパントラスト株式会社や三菱倉庫株式会社など、大手フォワーダー5社と協業体制を構築してきました。今回の日新の参画により、協業パートナーはさらに拡大し、より幅広い荷主企業のニーズに対応できる体制が強化されました。

LOGI-CONEXとは？

LOGI-CONEXは、荷主企業と大手フォワーダーを繋ぐマッチングプラットフォームです。従来、荷主企業からフォワーダーへの輸送手配指示は、電話やメール、FAXなどで行われており、伝達される情報の網羅性や正確性に課題がありました。また、業務の手戻りが発生するなど、フォワーダーだけでなく、荷主企業にとっても業務負荷の高い状態が続いていました。

LOGI-CONEXは、こうした課題を解決するために、大手荷主企業やフォワーダー各社における業務の標準化・デジタル化を推進しています。具体的には、以下の機能を提供しています。

既にご利用頂ける機能

大手フォワーダー各社からの相見積りの取得: 複数のフォワーダーから見積もりを取得し、比較・選定することで、適切な物流コストで最適な輸送手配を行うことが可能となります。
フォワーダ―への発注及び輸送手配指示: グローバルネットワークを保有する協業フォワーダー各社との輸送手配業務の標準化・デジタル化を推進することで、業務の一元管理やコスト管理が可能となります。

これからご利用頂ける予定の機能

船積予約業務の電子化: 大手船社とのデータ連携を行うことで、船積予約業務のデジタル化・効率化を進めます。
輸送の可視化: 大手船社とのデータ連携により、輸送ステータス情報の可視化サービスを提供します。輸出者・輸入者間で輸送状況を共有することで、荷主企業の業務効率向上に寄与します。

3CF&Co.の設立背景と基本方針

3CF&Co.は、日本の国際物流業界が抱える課題解決を目指し、2019年に設立されました。日本の国際物流業界は、人口減少・少子高齢化に伴う労働力不足や国際港湾競争力の低下、業務の非効率性など、多くの課題を抱えています。

特に近年では、新型コロナウイルスの影響により、米中両国における港湾の貨物処理能力が低下し、輸送全体のキャパシティが大きく低下しています。このため、貿易量の多い米中間の輸送ニーズが高まり、日本の物流コストは高騰しています。中小企業にとっては、商談の成立が困難な状況が続いています。

3CF&Co.は、こうした状況を踏まえ、荷主企業とフォワーダー両者にとっての利便性や収益性の向上に資する取組を行うことで、物流業界全体のサステナビリティを担保し、物流 DX の推進や物流標準化の推進によるサプライチェーン全体の最適化を進め、ひいては日本の物流競争力向上に貢献することを目指しています。

LOGI-CONEXに関する問い合わせ先

LOGI-CONEXは、初期費用や月額費用なしで、荷主企業登録いただければすぐにお使いいただけます。LOGI-CONEXについてもっとお知りになりたい、あるいはデモトライアルをご希望の際など、お気軽に、下記のリンクから、お問い合わせください。

3CF&Co. お問い合わせフォーム
https://www.3cf.co.jp/contact