近畿大学の学生が「トライくん」と共に東大阪市をPR
近畿大学総合社会学部の村松ゼミが、地域への貢献を目指し東大阪市のPRポスター制作に取り組んでいます。このプロジェクトは、東大阪観光協会と共同で進められており、学生たちは若い視点で市の魅力を発信しようと奮闘しています。
この活動は、2025年1月17日に行われるビジュアル撮影に向けた準備の一環です。マスコットキャラクターの「トライくん」を東大阪キャンパスに招き、学生たちが彼を被写体とした撮影を行う予定です。トライくんは、花園ラグビー場がある東大阪市のシンボルであり、特に「ゆるキャラグランプリ2017」では3位に輝くなど全国的に人気を誇ります。学生たちは、応援する姿をサイリウムライトで表現する構図を考えており、彼らの創造力がどのように具現化されるのか期待が高まります。
また、ポスターのデザイン案は、ゼミの2年生14名によって考案されます。彼らは市内の多様な場所を訪れ、リサーチを行ってきました。その成果として、若者視点で捉えた東大阪市の魅力を反映した作品が生まれることでしょう。制作にあたっては「わたし、東大阪。」というキャッチコピーを使用し、各自が制作したポスターのどこかに自身を写り込ませることがルールとされています。
プレゼンテーションは、1月23日(木)に行われ、東大阪観光協会や市の担当者に自らの提案を提起します。審査には、観光協会会長や著名なアートディレクターも加わり、優れた作品が実際に市のPRポスターとして活用される可能性があります。
村松ゼミでは、この活動を通じて東大阪市の新しい魅力を引き出し、まちの活性化に寄与することを目指しています。大阪・関西万博の開催が近づく中、観光協会の大西会長も、その効果を最大限に活かすために村松ゼミとのコラボを心待ちにしています。
参加学生のコメント
「私たちが過ごしている東大阪市の魅力を届ける作品作りに取り組んできました。プロジェクトへの参加は、貴重な経験です。」と、ゼミ生の佐藤浬央さんは話します。彼女が企画した「トライくん」のポスターも含め、彼女たちの思いを詰め込んだ制作物がどのような成果につながるのか、今後の展開がとても楽しみです。
この取り組みが成功を収め、東大阪市の魅力がより多くの人々に伝わることを願います。