新宿二丁目から発信する多様性の声、ミスユニバーシティとPRIDE CLINICが共同プロジェクトを実施

新宿二丁目での多様性を知るイベント

2025年8月25日、東京の新宿二丁目において、美容皮膚科を運営するPRIDE CLINIC（プライドクリニック）とミスユニバーシティが共同で意義深いプロジェクト『多様性を知る～わたしたちが、未来の声になる～』を開催しました。これにより、多様性の重要性を広く伝えることを目的とし、約30名のファイナリストが新宿二丁目の仲通りを歩きました。

ミスユニバーシティとは

『ミスユニバーシティ』は、日本の女子大学生や専門学校生を対象としたミスコンテストで、見た目の美しさのみならず、知性や表現力、社会貢献意識を兼ね備えた女性を選出することが求められます。このコンテストは一般社団法人ミス・ユニバーシティ協会によって運営されており、来る9月16日には全国大会が開催予定です。

参加者の発言と対話の場

この日のイベントでは、久野賀子院長が「今の日本の制度上、セクシャルマイノリティの方々は正式に結婚したり、子供を育てたりすることができません。それは本当に平等だと言えるのでしょうか？」と問題提起を行いました。これは、多様性を尊重する社会を構築するには、個々の意識と発信が必要であるというメッセージを含んでいます。

また、イベント後にはファイナリストたちと久野院長がYouTubeを通じてLGBTQ+に関する討論を行いました。討論内容は「恋とは、愛とは、自分らしさとは」などのテーマに焦点を当て、各代表の思いや考えを共有しました。このような活動を通じて、Z世代の新たな価値観や意見が次世代に引き継がれることが期待されています。