福井県とDX推進連携
2024-07-12 11:55:04

ふくいのデジタルと福井県がDX推進で連携協定締結!地域活性化に向けた取り組みが加速

福井県とふくいのデジタルがDX推進でタッグ!地域活性化に向けた取り組みが加速



株式会社ふくいのデジタル(福井県福井市)は、2024年7月12日に福井県とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関する連携協定を締結しました。この協定締結により、地域活性化に向けた取り組みが加速すると期待されています。

ふくいのデジタルは、福井銀行と福井新聞社の共同出資会社で、スマートフォンアプリ「ふくアプリ」を運営しています。同アプリでは、2023年11月から福井県のデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」がスタートしました。

「ふくいはぴコイン」は、プレミアム付きデジタル商品券のほか、出産・子育て支援、観光誘客キャンペーンなど、様々な事業で活用されています。スタートから今年5月末までに約14億2千万円が決済され、ユーザー数は16万人を超え、参加店舗は4400店舗に達するなど、短期間で県内に広く普及しています。

今回の連携協定では、地域DX推進支援とデジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」の利活用推進の2点について協定が締結されました。

具体的な取り組みとしては、ワークショップを通じた自治体や民間企業のDX人材育成、オール福井でのDX推進体制構築などが挙げられます。また、「ふくいはぴコイン」を活用した事業を拡大することで、地域課題解決や県民の行動変容促進、地域コミュニティ・経済の活性化を目指します。

協定締結式は福井県庁で行われ、福井県の前側文仁DX推進監とふくいのデジタルの小林拓未社長が電子署名で協定書に署名しました。

福井モデルの確立・普及へ



小林拓未社長は、「福井県様とDX推進に関する連携協定を締結できたことは、大変嬉しく、身が引き締まる思いです。地方銀行と地方新聞社による地域のDX推進会社は全国でも例がなく、私たちの取り組みは各地から注目されています。本協定も踏まえて、地域のDX推進における『福井モデル』の確立・普及を、福井県様をはじめ、市町の皆さま、県内外の企業・団体の皆さまとチャレンジしてまいります。」とコメントしました。

ふくいのデジタルは、今回の連携協定を機に、県内自治体と民間企業を繋ぐハブとなり、官民連携によるDX推進を強化していきます。

株式会社ふくいのデジタルについて



2022年9月に設立された株式会社ふくいのデジタルは、地域DX推進を目的とした、福井銀行と福井新聞社の対等出資会社です。スマートフォンアプリ「ふくアプリ」の提供を基軸に、DXを通じた地域社会・経済の成長と人々のウェルビーイング向上を目指しています。

地銀と地方紙によるDX関連の対等出資会社は初めての事例であり、国の「デジ田甲子園2023」民間企業・団体部門では、応募143団体の中からベスト4に選出されるなど、その取り組みは注目を集めています。

「ふくアプリ」について



「ふくアプリ」は、2022年10月にローンチしたスマートフォンアプリです。「使った人に『幸福』が訪れる」をコンセプトに、福井県民や観光客に地域ならではのお得な情報やサービスを提供しています。

これまで、国の全国旅行支援クーポンの福井県版「ふくいdeお得クーポン(電子)」や地元大規模イベントにおけるプレミアム付デジタル商品券を展開してきたほか、2023年11月からは福井県の全県一区型デジタル地域通貨「ふくいはぴコイン」を運営しています。

福井県におけるDX推進



福井県は、地域活性化に向けた取り組みの一環として、DX推進に積極的に取り組んでいます。今回の連携協定締結は、県が目指すDX推進を加速させるための重要な一歩となることが期待されます。

ふくいのデジタルと福井県による連携が、地域社会の更なる発展に繋がることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。