ボーダレス・ジャパンとfreeeが手を組み社会起業家を育成する新しいプログラムを開始

ボーダレス・ジャパンとfreeeの協力による社会起業家育成

株式会社ボーダレス・ジャパンが、フリー株式会社と包括連携協定を結び、社会問題解決を目指す起業家の育成を支援するプログラムを開始しました。これにより、ボーダレスアカデミーに通う受講生には、起業に必要な知識やノウハウが整ったサポートが提供されます。

連携の背景

ボーダレス・ジャパンは、13カ国で50以上のソーシャルビジネスを展開し、さまざまな社会課題に対するビジネスソリューションを提供しています。この活動の一環として、社会起業のためのビジネススクール「ボーダレスアカデミー」を運営中です。ここでは、起業を通じて社会問題の解決を志す方々のために、必要な知識やスキルを身につけるプログラムを用意しており、すでに120名以上の社会起業家を輩出しています。

一方、freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に」というミッションを掲げ、経営のフレキシビリティを高めるための統合型経営プラットフォームを提供しています。彼らが運営する情報誌「起業時代」では、起業を目指す人々に向けた有益な情報を発信し続けています。

このように両社のビジョンが一致し、社会起業家育成に向けた協力関係が築かれることとなりました。

提供される支援内容

今回の連携により、ボーダレスアカデミーの受講生は以下のような支援を受けることができます。

- 起業知識講座の開設: 「起業時代」を通じて、起業に必要な手続きや会計の基礎について学ぶ機会を提供。
- 専門コーディネーターによる個別サポート: freeeの「起業ダンドリコーディネーター」が受講生の起業準備を手厚くサポートします。
- バックオフィス支援サービスの利用: freeeの会計ソフトや創業融資サポート、法人クレジットカードなど、起業後の成長を後押しするサービスが用意されています。

これにより、受講生は社会問題解決に向けたビジネスプランの策定から、実際の起業・経営スタートまで、トータルに支援を受けながら進めることができます。

雑誌「起業時代」について

freeeが編集・発行する「起業時代」は、最新の税務や制度に関する情報をしっかりと伝え、先輩起業家へのインタビューを通してリアルな起業ストーリーも紹介しています。読者はこの雑誌を通じて、実際の起業に向けた明確なステップを学ぶことができます。

両社は今後もこの連携を強化し、より多様な社会起業家を育成し、成長へ導くことを目指します。

ボーダレスアカデミーの代表である半澤節氏は、「多様な社会的挑戦者を伴走し、120名以上の社会起業家を育成してきました。この連携により、一人一人の挑戦が大きなインパクトとなることを期待しています」と述べました。

また、freeeの「起業時代」編集長である磯貝美紀氏も、「多様な背景を持つ方々が集まる学びの場を形成することで、”スモールグッドビジネス”の誕生を支援していきます」と語っています。