PocketSign VerifyがiOSの「スマホJPKI」に完全対応
ポケットサイン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:梅本滉嗣)は、新たに自社のAPIサービス「PocketSign Verify」を、iPhoneに特化した「スマホJPKI」への対応を完了したことを発表しました。これにより、ユーザーはマイナンバーカードを使わずにスマホから手軽に本人確認ができるようになります。
スマホJPKIとは?
「スマホJPKI」とは、マイナンバーカードに内蔵された公的個人認証サービスを、スマートフォンのみで利用可能にする仕組みです。これまで本人確認にはマイナンバーカードをスマホにかざす必要がありましたが、PocketSign Verifyを通じて、もっと簡単に利用できるようになりました。Androidに関してはすでに2024年10月から対応済みで、iOSでも正式に対応が開始されました。
ユーザーは、事前にスマートフォンにマイナポータルアプリをインストールし、マイナンバーカードによる登録を完了させる必要があります。これを行うことで、マイナンバーカードを使った本人確認がスムーズに行えるようになります。
JPKIの仕組みとユーザーへの利点
JPKIを利用することで、オンラインでの本人確認や契約書の改ざん確認が行えるため、安全で確実な手続きが可能になります。ユーザーは、従来のようにマイナンバーカードを準備する手間が省けるため、利便性が格段に向上します。また、事業者にとっては、ユーザーとの接点を強化し、離脱率を低下させるチャンスになります。
事業者に求められる対応
PocketSign Verifyを活用することで、自社アプリをスマホJPKIに迅速に対応させることができます。事業者が自社のアプリやWebサイトをポケットサインのAPIと連携させることで、手軽にスマホJPKIを導入可能です。これにより、技術的な開発のコストや時間を大幅に削減できます。
スマホJPKIの普及に向けた期待
ポケットサインは、もともと公的個人認証法に基づくPF事業者の認定を受けており、他の事業者が安価かつ迅速にスマホJPKIを導入できるよう支援しています。今後、自治体や民間企業とともに、マイナンバーカードの活用促進に向けた取り組みを進めていく構えです。
ユーザーは、本人確認が求められる場面で、従来のやり方と新しい「スマホJPKI」の選択肢から選べるようになります。これにより、ストレスの軽減とより良い体験へとつながるでしょう。
より詳細な情報については、
PocketSign Verifyの公式ページをご覧ください。
今後もポケットサインは、マイナンバーカードを利用した新しいサービスの展開を続けていきます。