明治が展開する直営店の期間延長
株式会社明治(代表取締役社長: 松田克也)は、埼玉県に設置された食品ロス削減を目指した直営店「明治ザ・ステナイファクトリー」の展開期間を2025年4月末まで延長することを発表しました。この店は、2024年12月7日にオープンし、賞味期限が近いものの出荷期限を過ぎた商品をお得に販売することを目的としています。店舗は、埼玉県水産物地方卸売市場内に位置し、同地域のお客様から高い評価を受けています。
食品ロス削減に向けた取り組み
「明治ザ・ステナイファクトリー」では、乳製品などを中心とした要冷蔵商品が販売されており、買い求めやすい価格で提供されています。過去の取り組みからも、多くのお客さまからは、食品廃棄ロス削減の英雄的な試みに対して非常にポジティブなお声をいただいています。お客様の協力により、食材が無駄にされることなく、みんなでフードロスに立ち向かう姿勢が確立されつつあります。
反響と店舗の状況
オープン以来、たくさんのお客様から「もっと続けてほしい」という要望が寄せられており、初めての試みであったため、運営が順調に進むか心配していたものの、実績が評価されたことで期間延長が決定しました。これにより、明治はさらに食品ロス削減に向けた活動を強化し、次なる展開に向けた調査を進めています。
店舗情報
- - 店舗名: 明治ザ・ステナイファクトリー
- - 所在地: 埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1(埼玉県水産物地方卸売市場内)
- - 営業時間: 午前6:00~10:00
- - 定休日: 日曜・水曜・祝日
この店舗では、ヨーグルトなどの冷蔵要素を持つ食品が中心に販売されています。食品ロス削減への取り組みを進めつつ、消費者の手元に美味しい商品を届けることを念頭に置いています。公式インスタグラムでは最新情報や商品を確認することができます。
経営計画と目標
明治グループは2026年の中期経営計画において、2025年度までに製品廃棄量の削減率を2016年度比で50%以上にすることを目指しています。これは、不必要に食品を廃棄することをなくし、食品ロス問題に対して真摯に取り組む姿勢を示しています。この取り組みの一環として、お店では望まれない「3分の1ルール」と呼ばれる流通業界の慣例に直面しながらも、賞味期限が切れてしまった製品を有効活用する方法を模索しています。
特に温度管理が必要な要冷蔵商品は、業界全体での課題として埋もれがちな部分が多いため、明治はこの問題に立ち向かうことで、消費者と協力して廃棄を減らしていく意義のある事業に変わっていくことを期待しています。
今後も明治は、無駄を排除しつつ、美味しい食材を積極的に提供してまいります。持続可能な社会の実現に向けて、一歩ずつ前進していく姿を今後も見守りましょう。