Smoky Medicine 1974 Live - Joy To The World -
日本の音楽史に名を刻む伝説的なロックバンド、Smoky Medicineの1974年に行われた貴重なライブ音源及びスタジオ・デモ音源が、ついに公式リリースされる運びとなった。50年の時を経て蘇るこの音源は、ロックファン待望のパッケージであり、2024年9月21日(土)に発売される予定だ。
発売情報
今回のリリースは、通常版の
2CD+Blu-rayと
2CD+DVDが各7,500円(税込)で販売されるほか、予約限定盤として、Tシャツが付属する豪華なセットも用意される。予約期間は2024年8月17日から31日までで、価格は各12,500円(税込)となっている。詳細は公式サイトの特設ページでチェック可能だ。
Smoky Medicineの歴史
Smoky Medicineは、1973年から1974年にかけてわずか1年の活動期間中に、日本のロックシーンに衝撃を与えたバンドである。金子マリ(Vo)、Char(G&Vo)、鳴瀬喜博(B)、佐藤準(Key)、藤井章司(Dr)のメンバーで構成され、オリジナルアルバムを残すことなく解散したにも関わらず、彼らの名は今なお語り継がれている。このアルバムには、渋谷ジァン・ジァンでの絶頂期のライブ音源や、解散前最後のライブ音源が収録され、さらに幻のスタジオ・デモ音源がボーナストラックとして含まれる。
ライブ音源とデモトラック
CD1には1974年5月に行われたライブ、CD2には7月の最後の東京公演が収められている。これらの音源は、当時の日本ロックの熱気を感じさせ、特にCD1はSmoky Medicineの持ち歌やカバー曲が披露され、その演奏技術の高さや創造性が光る。
CD2には、観客の心をつかんだ感情的な演奏が収録され、彼らの音楽の本質を捉えている。さらに、ボーナストラックとして収められたスタジオ・デモ音源は、若き才能にあふれたバンドの可能性を示す貴重な存在である。
再結成ライブ
含まれているDVD/Blu-rayには、2023年5月に日比谷野外音楽堂での再結成ライブの映像も収められている。このライブは、過去の栄光を再確認させると同時に、今もなお色褪せないバンドの魅力を伝えてくれる。50年の時を経た今、彼らの音楽が新たな世代に受け継がれることは、まさに奇跡的な出来事と言えるだろう。
このように『Smoky Medicine 1974 Live - Joy To The World -』は、解散から半世紀後にその音楽が再評価される証であり、今もなお日本の音楽シーンに影響を与え続けるバンドの偉業を語る貴重な記録となる。ファンにとって、この作品はまさに宝物であり、正に音楽の未来を担う一品だ。今後の活動にも目が離せない。