「バーチャル山葵音楽学校プロジェクト」の一環として、3名の新しいVTuberが本日から始動しました。このプロジェクトは、音楽を中心に据えたもので、さまざまな人や企業が参画してVTuberの育成を目指しています。特に注目なのは、10月11日に行われたGatebox株式会社主催のイベントで先行公開されたミュージックビデオです。その中に登場するのは、覇優雅エミ、リサ・キャンデール、甘茶もかの3名です。
新入生の紹介
キャラクターデザインは株式会社ワールドエッグスによるもの。彼女はある国のスパイで、任務中に異世界の「地球」に迷い込むことになりますが、地球の日常生活を存分に楽しむ姿が描かれています。最近タピオカやカラオケにハマっている彼女は、TwitterやYouTubeでも活動を開始しました。
ORENDAの和田秀斗氏がデザインした甘茶もかは、16歳のチョコレート好きです。最近、音楽作りを始めたばかりで、特にチョコをテーマにした曲作りに没頭しているとのこと。彼女もまたTwitterやYouTubeでの配信を行っています。
不思議な存在感を持つ彼女は、鬼のような姿の謎の少女。清水栄一氏と下口智裕氏のコラボデザインによって生まれました。彼女は三味線の精と共に過ごしています。デビューに向けて、様々な活動を展開していく予定です。
初配信日について
最初の配信がリサ・キャンデールから始まり、11月15日金曜日の21時にプレミア公開されます。続いて甘茶もかが11月16日土曜日、最後に覇優雅エミが11月20日水曜日にそれぞれ配信を開始します。
プロジェクトの全体像
このプロジェクトは単なるVTuberのデビューにとどまらず、音楽やエンタメ、そして教育の要素が融合している点が特徴です。真の学校のように「出会い・学び・成長する」場を目指しており、参画しているクリエイターや企業も多岐にわたります。また、バーチャルと現実の接点を探ることにより、SDGsや新しい文化の発信を目指しています。プロジェクトは1年間の期間を設定しており、進行状況によっては更新が可能です。
参画企業とクリエイターたち
このプロジェクトに参加する企業やクリエイターは、株式会社ORENDAや株式会社ワールドエッグスをはじめ、複数のアニメ関連企業や音楽家たちが名を連ねています。各々が得意分野を生かし、VTuberのキャラクター育成に寄与する予定です。また、技術面でも「ミストスクリーン」や「Gatebox」といった先進的なアイデアが取り入れられる計画があります。
今回のプロジェクトは、バーチャルキャラクターを育てるだけに留まらず、音楽やアート、さらには社会問題に対する解決策を見出すための試みでもあります。新たにデビューするVTuberたちが、ファンとの繋がりを深め、どのような成長を遂げるかが今後の注目ポイントです。