中高生向け探究学習プログラムに参画したレゾナックの挑戦
株式会社レゾナックは、次世代の成長を支えるための取り組みとして、中高生向けの探究学習プログラム「クエストエデュケーション」に初めて参加することとなりました。このプログラムは、株式会社教育と探求社が制作したもので、学生たちに実践的な学びを提供することを目的にしています。
探究学習プログラムの概要
「クエストエデュケーション」は、中高生が主体的に参加することが鍵となる探究活動です。多様なテーマに取り組み、実社会での経験を通じて、自分たちの未来と向き合う機会を創出します。プログラムには、すでに全国の41都道府県で約500校、111,000人の生徒が参加しており、その規模感がこのプログラムの影響力を物語っています。
今回、レゾナックが参画する「コーポレートアクセス」というコースでは、中高生が実在する企業と連携し、約1年間で全24回の授業を受けることになります。学生たちは企業のインターンシップを体験し、経済活動の理解を深めつつ、働くことの意味を探求します。このプログラムの中で、学生たちは新しい視点を得て、自分たちの未来を描く手助けとなるでしょう。
インターンシップの内容
レゾナックをインターンシップ先に選んだ学生は、実際の業務を体験するフィールドワークや、アンケート調査などを通じて、企業の実情に触れます。また、レゾナックの社員も学校を訪れて学生と意見交換を行い、探究活動をサポートします。これにより、学生は専門家から直接学び、自分の将来について具体的なイメージを持つことができます。
この取り組みを通して、レゾナックは化学業界の魅力やその実務の重要性を伝えるとともに、学生たちが進路において選択肢を広げる手助けを行います。また、若い世代のアイディアを取り入れることで、企業としての方向性や社会貢献のあり方を見直し、持続可能な成長を目指しています。
「REBLUC」の活動
さらに、レゾナックでは「化学の力で社会を変える」というパーパスに基づき、従業員が主体となって活動するコミュニティ「REBLUC(Resonac Blue Creators)」も設立しています。このコミュニティでは、化学の素晴らしさを次世代に伝えることを目指し、多くのメンバーが本プログラムの推進に関与しています。
未来に向けての展望
レゾナックは、さまざまなステークホルダーとの共創を大切にしながら、成長していくことを目指しています。中高生との対話や共同作業により、将来的なイノベーションを生み出し、社会的課題の解決に貢献していく方針です。企業と若い世代のつながりを深めることで、次代を担う人材が育成されることを期待しています。
このように、レゾナックは中高生向けの探究学習プログラムを通じて、次世代に向けた取り組みを展開し、企業価値の向上を図っています。学生たちが自身の未来を探求するこの機会を通じて、社会に貢献する意識を芽生えさせることを目指しています。