グラスヒュッテ・オリジナルが贈る新作パノルナ・トゥールビヨンの魅力
今年、ドイツの時計メーカーであるグラスヒュッテ・オリジナルは創業180周年を迎えます。この歴史的な節目を祝うべく、同社はダイアルマニュファクトリーという新しい施設をオープンしました。この施設は、時計製造において唯一の存在となるもので、ブランドの伝統を基にした新作「パノルナ・トゥールビヨン」を発表しました。特に注目されるのは、その美しいローズカラーの文字盤。これは、グラスヒュッテの大地にある鉄の赤色を想起させます。
詳しいデザインと技術
パノルナ・トゥールビヨンは、限定50本のプラチナモデルであり、フライング・トゥールビヨン、ムーンフェイズ、パノラマデイトといった精巧な機構を備えています。これらはすべて、グラスヒュッテの時計製造の栄光を象徴するものです。この新作は、グラスヒュッテ独自のデザインを踏襲しつつ、左右非対称のレイアウトで現代的な美しさを引き出しています。
文字盤には、鉄鉱石を思わせる色合いの魅力が光り、敏腕の職人によって手作りされた複雑なディテールが存在します。長年にわたって培ったノウハウが生かされたこの時計は、特別な意味を持つ3つの複雑機構で彩られています。フライング・トゥールビヨンは1分に1回転し、時を刻むスクエア状のセコンドを持っています。これは、1920年にグラスヒュッテの職人アルフレッド・ヘルヴィグによって考案されたものです。
グラスヒュッテの遺産
グラスヒュッテの地域は、長い間鉱業が盛んだった場所です。赤土から掘り出された鉱石が、地域の時計製造技術を支えてきました。マニュファクトリーの近くを流れるミューグリッツ川では、美しい赤い石が見つかるなど、自然の豊かさが印象的です。この新作の発表に際し、グラスヒュッテ・オリジナルは153年以上の歴史を持つことを誇りに思い、地域の伝統を継承しています。
磁場に影響のないシリコン製パーツ
パノルナ・トゥールビヨンは、内部機構においても伝統と革新の調和を表現しています。手作業で仕上げられた自動巻きムーブメントは、日常的な使用において磁場の影響を受けないシリコン製のヒゲゼンマイを用いており、最大60時間のパワーリザーブを実現しています。サファイアクリスタルのケースバックからは、ロジウムコーティングされたグラスヒュッテ・リブ仕上げのプレートや、スケルトンローターの美しい装飾が眺められます。
ぜひ確認を
パノルナ・トゥールビヨンは、グラスヒュッテ・オリジナルのどのブティックでも購入でき、世界各国の正規販売店でも取り扱われています。この限定モデルは、時計愛好家にとって見逃せない一品となるでしょう。ぜひ、グラスヒュッテ・オリジナルの公式サイトで詳細をチェックしてください。
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この新作は、歴史を紡ぐグラスヒュッテ・オリジナルの現代的かつ伝統的なスピリットを体現しているのです。