能楽の魅力紹介
2022-04-25 14:11:30
文化交流の新時代!高谷秀司と辰巳満次郎が奏でる能楽の魅力
日本文化を世界に伝える特別な舞台
近年、世界中で日本語と日本文化への関心が高まっています。その中でも、特に和音や能楽といった日本の伝統芸能は、独特の表現力や美しさを持ち、多くの人々を惹きつけています。2022年4月28日、東京都文京区にある宝生能楽堂において、和琴奏者の高谷秀司と能楽師の辰巳満次郎による特別な演舞が行われました。このイベントは、新たに設立された株式会社UniLabsの発足式典とともに、日本語の文化的背景を世界に広めることを目的として企画されました。
高谷秀司は、日本を代表する和琴奏者として知られ、雅楽の演奏でも活躍しています。彼は株式会社UniLabsのエバンジェリスト(伝道師)として、言語教育の重要性と日本文化の普及に力を注いでいます。一方、辰巳満次郎は重要無形文化財に指定された能楽師であり、2005年度には大阪文化祭賞奨励賞を受賞するなど、数々の業績を持つ著名な存在です。彼の演技は、視覚的な美しさだけでなく、内面的な深さと感情をも伝えます。
日本語の根底にある「感性」
日本語はただの言葉ではなく、その背後には豊かな文化が存在します。「真に言語を習得する」とは、形式的な会話能力を超え、その言語が根付いた文化や感性を理解することに他なりません。日本語の特性の一つは「内省的な立ち位置」です。欧米諸国が「個」を重視するのに対し、日本語は感情や状況に応じて流動的に変化します。この点が、日本人が無意識のうちに体得し、日常生活で表現される「感性」の要素であり、文化の本質を形成しています。
UniLabsの未来への展望
株式会社UniLabsは、英語会話のスピーキングトレーニングシステム「MyET」に加え、新たに日本語会話のトレーニングシステムである「MyJT」を提供し、日本語の習得を希望する世界中の人々にサービスを届けることを目指しています。このシステムは、従来のテキストベースの学習方法を超え、波形解析を用いたAI音声解析技術を採用しています。ユーザーは自分の発音を確認し、正確な発声ができるようにトレーニングを進めることができます。
AIを活用したこの革新的な学習方法により、日本語の学習がより効果的かつ楽しくなることが期待されています。具体的には、発音のニュアンスや抑揚、ピッチを詳しく解析し、個々の言葉を数値化。さらに、学習者に適したフィードバックを提供することで、言語の本質的な学習方法をサポートします。
結語
今回の特別演舞は、Audience(視聴者)との深い交流を意識しており、日本文化の魅力を存分に引き出す非常に意義ある催しでした。高谷秀司と辰巳満次郎という二人のアーティストが、互いに異なる表現方法を持ちながら、共通の目的として日本文化を広めるために結集した成果を多くの人々と共有できたことは、文化交流の新たな形を示唆しています。今後も彼らの活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社UniBis
- 住所
- 東京都千代田区一番町7-1一番町ビルヂング6階
- 電話番号
-
03-6380-9828