ICタイムリコーダーの新機能について
株式会社オープントーンが開発したクラウド型勤怠管理システム「ICタイムリコーダー」は、半日有給を取得した場合の遅刻や早退の時間を自動的に算出する新機能を2025年7月下旬にリリースします。この機能により、労務担当者が日々行わなければならなかった手作業を大幅に削減できることが期待されています。
新機能の概要
新機能では、従業員が午前休または午後休を取得した際に、実際の出退勤時間と所定の勤務時間との間に生じる遅刻や早退の時間が自動で算出され、勤怠表に表示されます。これにより、事務処理の効率化が図れ、勤怠データの正確性も向上します。
具体的なプロセスとしては、まず勤務体系で半日有給取得時の遅刻早退を判定する所定の時間を設定します。その後、半日有給取得時の所定時間を基に実出退勤に応じて遅刻・早退が自動集計される仕組みです。これにより、出退勤が少しでもずれている場合でも正確に記録され、労務担当者の作業負担が軽減されます。
開発の背景
「ICタイムリコーダー」に関する開発は、勤怠管理におけるさまざまな要望を受けて進められてきました。特に、午前休や午後休を取得した際の遅刻・早退の判定が煩雑であったため、多くの労務担当者から改善の声が寄せられていました。これらのフィードバックを基に、ICタイムリコーダーは新機能の開発を決定。最終的には、業務の流れをよりスムーズにし、企業全体の効率向上に寄与することを目指しました。
今後の展望
新機能は半日有給だけでなく、他の半日休暇制度にも対応する予定です。そうすることで、より多くの企業の多様な勤怠形態に適応し、さらなる効率化を図ることが可能です。ICタイムリコーダーは、今後も中小企業を中心に多様なニーズに応じた改善を進め、ユーザーが直面する勤怠管理の課題を解決していくことでしょう。
ICタイムリコーダーとは
ICタイムリコーダーは、ICカードを利用した勤怠管理を主軸に、ブラウザやスマートフォン、QRコード、生体認証など、さまざまな打刻手段を提供しています。その手頃な価格と機能の充実度から、多くの中小企業に導入されています。1名あたり200円という低価格で、業務の改善や効率化に必要な機能をフルに装備しているのが特徴です。
さらに、給与ソフトとの連携、シフト管理、時間外労働や休暇の申請・承認のワークフローの整備など、企業の業務プロセス全体をサポートする仕組みが整っています。
詳細は、公式製品ページをご覧いただけます。新たな機能により、さらに便利で使いやすい勤怠管理システムになることに期待が寄せられています。