福岡春日シーキャッツ、Vリーグチーム設立へ
福岡県春日市が誇る女子バレーボールチーム「福岡春日シーキャッツ」が、ついにクラウドファンディングをスタートさせました。目指すはVリーグへの参入。地域に根ざしたスポーツチームとして、福岡のバレーボール界を元気にするために奮闘しています。
地元の選手たちの夢を実現
福岡県は過去に多くの優秀な女子バレーボール選手を輩出してきました。しかし、県内にはトップチームが存在しませんでした。そこで、2018年に「地域のあこがれのバレーボールチームを作りたい」という思いからシーキャッツが創設されました。このチームでは、選手たちが平日は地元企業で働きながら、バレーボールに情熱を注ぎ続けています。地域企業からの支援によって運営を続けていますが、2020年には新型コロナウイルスの影響から公式戦やイベントが次々と中止に追い込まれてしまいました。
コロナの影響と新たな挑戦
新型コロナウイルスの影響で、シーキャッツの活動が停滞。公式戦などが中止されたことに加え、スポンサーからの支援も減少し、チーム運営は厳しい状況に陥りました。しかし、選手たちは「私たちができることをしよう!」という強い決意のもと、クラウドファンディングを行うことに決めました。集まった資金は、「地域リーグの遠征費」や「体育館の使用料」など、チーム運営に必要な費用として使用される予定です。
地元とのつながりを大切に
クラウドファンディングにはリターンとして、チームのオリジナルグッズや、福岡の地元グルメなど全23種類が用意されています。特に注目を集めているのは、選手たちのメッセージ入りの限定Tシャツです。これにより、支援者とのつながりを強化し、地域貢献にも力を入れています。
選手たちからのメッセージ
田中桃香選手は「辛い時こそ笑顔で、福岡のバレーボールを元気にしたい」と語り、選手たちの熱い思いを伝えています。サポートを通じて、チームは地域に根付いた存在となり、県民の皆さんと共に成長することを目指しています。
クラウドファンディングの詳細
このクラウドファンディングプロジェクトは、2020年12月7日から2021年1月27日まで行われます。支援を通じて、地域のスポーツ文化の発展に貢献し、福岡から新たなバレーボールチームを誕生させるための挑戦を応援しましょう!
詳細情報については、公式サイトやTwitter、Instagramにてご確認ください。