千葉県地元の防災力向上の新たな取り組み
千葉県における地域の防災力向上を目的に、損害保険ジャパン株式会社(以降、損保ジャパン)は千葉県と協定を締結し、「千葉県の地域防災力向上に関する包括連携協定」に基づく多岐にわたる貢献活動を推進しています。その一環として、同社は防災リーフレット『ちばまるごと安心ガイド』のリニューアルを発表しました。
1. 様々な活動の背景
損保ジャパンは、千葉県内に5つの支部と22の課を持つ営業および保険金サービス拠点の組織であり、地域貢献の活動を「ONE千葉」という組織体制で行っています。この取り組みは2020年にスタートし、フードバンクちばとの連携による「SOMPOフードドライブ」や、地域の課題解決に向けた植林活動の「SOMPO法人の森林」政策など、様々な活動に取り組んでいます。
2. 『ちばまるごと安心ガイド』について
このリーフレットは、東日本大震災や大型台風の教訓を元に、県民の防災意識の向上を目指して設立されました。初版は2022年3月に発行され、最新のリニューアルでは2024年3月にリリースされた「こども防災」など、次世代の育成に寄与する内容を盛り込んでいます。今後は、千葉県内の代理店ネットワークや地域イベントを通じて、このリーフレットを広く配布する予定です。
さらに、損保ジャパンは「ちばアクアラインマラソン」のゴールドスポンサーとして、マラソン参加者へリーフレットを提供し、当日はブースを設置して子ども向けの防災教育プログラム「防災ジャパンダプロジェクト」を展開する計画です。これにより、将来の社会を担う子どもたちに防災に関する重要性を教育し、意識を高めることを目指しています。
3. 「防災の日」に向けた特別贈呈
また、リーフレットの配布を広めるため、「防災の日」に合わせて2024年9月2日には千葉県にこのリーフレットを贈呈予定です。これにより、県民の間での防災意識をさらに促進する狙いがあります。今後、防災関連施設や地域イベントでもこのリーフレットの設置が検討されています。
4. 継続的な地域貢献と未来への展望
損保ジャパンは、「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」という理念のもと、地域貢献に引き続き力を入れ、千葉県の一員として持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく方針です。今後も様々な地域活動を実施し、千葉県民の生活向上に寄与する姿勢は今後も変わりません。新たなリーフレットによる知識の普及と次世代育成が、地域社会の防災力向上につながることでしょう。