コミュニケーションロボット「BOCCO emo」の新機能
ユカイ工学株式会社は、「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと、数々の革新的なコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを開発しています。特に注目されるのが、10月に千葉で開催される「CEATEC 2024」での出展です。
BOCCO emoとは
「BOCCO emo」は、家族間のコミュニケーションを豊かにするために設計されたロボットです。音声メッセージの送受信からヘルスケア機能まで、家族の一員としてさまざまな役割を果たします。今後の展示では、新機能が追加され、より一層の進化を遂げることが発表されています。
新たな無線接続機能
新機能として「BOCCO emo」は、血圧計や体重計を無線で接続できるようになります。健康管理のために必要なデータを自動的に記録する手段が提供されることは、特に日常的な健康管理が求められる家庭にとって嬉しいニュースです。これにより、測り忘れが防止され、日常的に健康測定を行う習慣を促進します。
さらに、LTE通信機能が搭載された「BOCCO emo LTEレンタルモデル」が登場します。これにより、インターネット接続環境がなくても、測定結果を自動的に記録可能となります。本展示の中では、実際にこれらの機能を体験できるデモが行われる予定です。
ビジュアルプログラミング環境「プログラミングエモちゃん」
次に紹介されるのが、「プログラミングエモちゃん」です。この環境では、タブレットやパソコンを使って「BOCCO emo」を操作し、さまざまな動きや発話を設定できます。音声コマンドを使うことで、BOCCO emoの首の向きや色、発する言葉を自由に変えることが可能です。プログラミングを通じて子供たちが楽しみながら学ぶことができる、この新しいプログラムは、教育にも大きな貢献を果たすと期待されています。
法人向けAPIを活用した新ソリューション
また、今回の展示では「BOCCO emo」のAPIを利用した法人向けのソリューション開発事例も発表されます。パナソニック コネクトが担当した事例では、テレビの情報を「BOCCO emo」と連携させることで、防災情報や地域イベント情報を音声で届ける仕組みを紹介。さらに、介護事業者向けに開発されたタブレット連携のレクリエーションコンテンツによって、参加者が「BOCCO emo」とやりとりをしながら楽しむことができるプラットフォームも披露されます。
イベント概要
「CEATEC 2024」は、2024年10月15日から18日まで、千葉県の幕張メッセで開催される著名なテクノロジーイベントです。ユカイ工学は、展示ホール8の一般展示エリアに出展し、新しい機能やサービスの体験を提供します。入場には事前のオンライン登録が必要ですが、必見の展示内容は一見の価値があります。
まとめ
ユカイ工学の「BOCCO emo」は、コミュニケーションの形を進化させ、私たちの生活をより豊かにするポテンシャルを秘めています。CEATEC 2024での新機能の発表やデモを通じて、その未来をぜひ体験してみてください。音声メッセージを通じての心のつながり、そして健康管理の新しいカタチが、私たちの生活にどのような影響を与えるのか、大いに楽しみです。