首都圏と地方を結ぶ『ALL JAPAN CONFERENCE』の魅力と期待

2025年12月11日、港区立産業振興センターにて、地域活性化と新たな連携を目指したイベント『ALL JAPAN CONFERENCE』が開催されます。本イベントは、全国の自治体が抱える課題と首都圏のソリューションを結びつける重要な機会です。特に観光業での新たな挑戦が注目されています。

イベント概要

ALL JAPAN CONFERENCEは、日本の観光業界の未来を切り拓くピッチイベントとして位置付けられています。観光庁による基調講演に続き、注目の大企業とDMO（Destination Management Organization）によるトークセッションが行われます。また、観光業に取り組む12の事業者や4つの自治体がそれぞれのビジョンを発表し、意見交換を行います。

参加企業と自治体

今年は観光の分野で活躍する12の企業がピッチを行います。以下にその一部を紹介します：

- イー・フォース株式会社: 地域サイクルツーリズム支援【SEEKCROW】
- SBイノベンチャー株式会社: AI技術を用いた旅行ソリューション【NewTravel】
- 株式会社こんにちハロー: 超高精度動画翻訳サービスを提供するAI企業
- 有限会社ワタヤ商店: 伝統工芸品のアップサイクルを行う企業

また、リバースピッチを行うのは、東京都港区、大阪府堺市、和歌山県白浜町、香川県高松市の4つの自治体です。各自治体は、自らの観光資源や課題を紹介し、地方創生に向けたアプローチを語ります。

注目ポイント

本イベントの最大の特徴は、大手企業、スタートアップ、官公庁、そしてVCや教育機関が集まり、「共創」を意識したネットワーキングの場を提供することです。業界の枠を超えたコラボレーションを促進し、現場の生の声を聞ける貴重な機会になるでしょう。

基調講演やトークセッション

基調講演には観光庁の長﨑敏志部長が登壇し、観光地域振興についての考えを共有します。また、パソナグループの塩谷愛氏、一般社団法人雪国観光圏の井口智裕氏、株式会社羅針盤の佐々木文人氏といった専門家がトークセッションにも参加予定です。

ぜひ、多くの方々にご参加いただき、新たな価値創造の場としての『ALL JAPAN CONFERENCE』をご体感いただきたいと思います。参加無料のこのイベントは、観光業界に関心のある方はもちろん、地域活性化に興味のある方にもぴったりです。