移転価格税制セミナーの開催概要
東京都新宿区に本社を構える辻・本郷税理士法人では、2024年11月26日(火)より「30分で押さえる『移転価格税制』(第2回)移転価格税制の対象者と対象取引」というウェブセミナーを開催します。本セミナーは、8月に実施した移転価格税制に関する第1回セミナーの続編であり、企業が正しく理解すべき重要な法制度について掘り下げるものです。
移転価格税制とは何か?
移転価格税制は、国際的な取引における価格設定を適正に管理するための税制であり、これにより税務リスクを軽減することが可能です。特に、海外との取引が増加している企業にとって、適切な理解と対策が求められます。
セミナーのポイント
今回のセミナーでは、移転価格税制の対象となる「国外関連者」と「国外関連取引」の詳細に焦点を当てます。また、法人税申告書別表17(4)の役割についても解説され、どのような点に国税当局が注目しているのか、注意すべきポイントも整理される予定です。
さらに、グループ連結売上が1,000億円以上の企業に義務付けられる文書についても詳しく説明され、最終親会社等届出事項および国別報告事項(CbCレポート)の重要性が強調されます。
当日について
このセミナーは、オンラインでの視聴が可能であり、定員は設けられていないため、関心のある方はぜひ参加を検討してください。視聴は事前に収録された動画形式で提供され、参加者には受講方法の案内も別途メールで送付される予定です。セミナーの参加は無料であり、企業の最新の税制に関する知識を短時間で取得できる貴重な機会となります。
講師紹介
講師は辻・本郷税理士法人のシニアパートナーである酒井啓二氏。大手信託銀行での勤務後、1993年に同法人に入所し、以降多くの企業の国際税務を担当しています。特に、移転価格税制に関する専門知識を有し、企業の税務リスクを最小化するための助言を行っています。
後続セミナーの予定
次回の第3回セミナーでは、「事業概況報告事項(マスターファイル)」や「独立企業間価格の算定に必要なローカルファイル」についても取り上げる予定ですので、今後の展開にもご期待ください。
お申し込み方法
興味のある方は、2024年11月25日(月)17:00までに公式サイトからお申し込みください。移転価格税制を理解し、企業の健全な発展に寄与するための一歩を踏み出しましょう。