アジラ、最優秀論文獲得
2024-09-19 21:38:58

アジラ、行動認識AIで国際学会最優秀論文賞を受賞

アジラ、行動認識AIを駆使して国際学会で最優秀論文賞を受賞



株式会社アジラは、先日開催された世界最大規模の学術組織IEEEによる国際学会「The 10th International Conference on Smart Computing and Communication (ICSCC 2024)」にて、独自の行動認識AIを利用した実証実験に関する論文が採択され、晴れて最優秀論文賞を獲得したことを発表しました。この成果は医療・介護分野への応用が期待されており、アジラの研究開発の進展を象徴するものです。

行動認識AIの実証実験内容


今回の実証実験は、東京都町田市にある重度障がい者施設を舞台に進められました。アジラが独自に開発した行動認識AIは、病室内に設置されたカメラから得た映像を解析し、患者の呼吸数などのバイタルサインを推定します。その目的は、患者に対する適切なケアを提供することにあります。特に、AIが発作の兆候を早期に検知し、適切なアクションを医師に促す可能性が示されました。

実験の結果、AIは発作が起こる約30~60秒前に警告を発することができ、既存のパルスオキシメーターなどのセンサーよりも優れた反応速度を実証しました。これにより、行動認識AIの医療分野での有用性が強く確認されることとなりました。

今後の展望


アジラでは、今回の成果を踏まえ、医療や介護のみならず、警備や他の業種においても行動認識AIの活用を目指していく方針です。この技術は、ただ単に時間を短縮するだけでなく、患者や利用者の安全を確保するための価値あるツールとして期待されています。

また、アジラは個人情報保護にも十分配慮しており、同社が提供する『AI Security asilla』によって取得する情報は、姿勢や顔の情報を除外した匿名データに留まっています。これにより、高い安全基準を保ちながら、大量のデータから有益な洞察を得ることが可能となります。

まとめ


このように、アジラの行動認識AIによる最優秀論文賞の受賞は、同社の研究開発の成果と医療現場での新たな可能性を示しています。利益だけでなく人々の命を守る技術の実現に向けて、アジラはさらなる挑戦を続ける意向です。今後の進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社アジラ
住所
東京都町田市中町一丁目4-2
電話番号
042-785-5091

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