阪神電鉄が定期乗車券の性別表示を廃止へ
阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区)は、サービスのさらなる充実を図り、誰もが利用しやすい環境を目指す取り組みの一環として、2025年1月19日(日)から定期乗車券についての性別表示を廃止することを正式に発表しました。これは、ジェンダーアイデンティティーの多様性に配慮した重要な決断です。
廃止日と対象券種
性別表示の廃止は、2025年1月19日から発売される定期乗車券に適用されます。具体的には、以下の券種が対象となります。
- - IC定期乗車券(PiTaPaおよびICOCA)
- - 磁気定期乗車券
- - こどもICOCA
更に、自動定期券発売機における性別選択画面の表示や、定期券販売所で必要となる「定期乗車券購入申込書」や「こどもICOCA購入申込書」の性別選択欄も廃止されます。
進化するサービス
阪神グループは、「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンの下、これからも一人ひとりのお客様の“たいせつ”に寄り添ったサービスを提供し続けていくことを約束しています。これにより、顧客一人ひとりの信頼と期待に応えることを目指します。
お客様の声に耳を傾けて
この決定は、ジェンダーに対する意識が高まる中、顧客の多様なニーズに応えるためのものです。定期乗車券の性別表示を廃止することにより、より多くのお客様に快適にご利用いただけるようになります。これは、すべての人が旅を楽しむ権利を持っているという考え方に基づいています。
地域への貢献
阪神電鉄は、この取り組みを通じて、地域社会の一員としての責任も果たしながら、誰もが利用しやすい公共交通機関を目指していきます。利用者の皆様にとって、より快適で便利なアクセスを提供できることを心より願っています。
今後も阪神電鉄は、さまざまなイニシアチブを通じて、信頼される企業であり続ける努力を続けていきます。詳細については、阪神電鉄の公式ウェブサイトを訪れてください。
公式ウェブサイト:
阪神電気鉄道株式会社
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