丸安毛糸株式会社、設立70周年記念の挑戦
2025年、老舗ニット糸メーカーである丸安毛糸株式会社が設立70周年を迎えます。この節目に、国内外で活躍するデザイナーやアーティストとの新たな試みが行われることが発表されました。注目のアーティストたちと手を組み、オリジナルのアート作品を制作する予定です。
コラボレーションを実現したアーティストたち
今回のプロジェクトには6名のアーティストが参画します。まず、2020年にVogue Italiaの「Best of Talents」に選出された台湾出身のデザイナー、Justin Yu-Ying Chou(ジャステンユイン・チョウ)と、「着物王子」として知られる洪宇辰(田之倉宇辰)氏が名前を連ねます。この二人は、台湾の伝統とモダンアートを融合させる独自の視点を持っており、魅力的なコラボが期待されます。
次に、浅川喜一朗(ssstein)と寺田典夫(YOKE)の二人は、東京のファッション界で高く評価されている若手デザイナーです。この二人の経験と独自性が加わることで、さらなるクリエイティブが生まれることでしょう。さらに、サトウエミコ(KNITPOTTERY)や中村暖といったプロダクトデザイナーたちも参画し、多様な視点からのアート表現が楽しめます。
クリエイティブな魂を受け継ぐ70年
丸安毛糸は、1955年に東京・両国で創業以来、クリエイターと共に歩んできました。ニット用の糸を提供することで、他のクリエイターたちにニット作りの楽しさや感動を広めることを目指してきました。最近では、メゾンブランドを中心とした国際的な取引が増えており、その物づくりの姿勢が評価されています。
70周年を迎えるにあたり、より多くの人々に同社の魅力を知ってもらうため、記念コラボレーションを企画しました。当社のテーマは「おもてなし」。日本が誇るおもてなしの精神を各アーティストに反映していただき、多様な作品が生まれることを期待しています。作品は今後の発信やコレクション展開にもつながる予定です。
丸安毛糸の未来
丸安毛糸は、70周年を機に、新しい挑戦を続けていきます。次の100周年に向けても、愛される企業であり続けることが目標です。この記念すべき年、国内外を問わず、多くの方々と発信を共にしていきたいと考えています。
会社名: 丸安毛糸株式会社
設立: 1955年
本社: 東京都墨田区両国
公式ウェブサイト
どうぞご期待ください!