タクシー相乗りサービス「ainori」と群馬クレインサンダーズの提携
タクシー相乗りサービス「ainori」を運営する株式会社Curioは、B.LEAGUEの群馬クレインサンダーズと連携し、新たな移動手段を提供することが決定しました。この取り組みは群馬クレインサンダーズのホームアリーナである「オープンハウスアリーナ太田」への来場者の移動改善を目的としています。
ainoriは、同じイベントに向かう人たちがタクシーを相乗りし、料金を割り勘で支払うことができる便利なサービスです。これにより、渋滞や長い待ち時間を避け、スムーズに会場にアクセスできる環境作りに寄与します。
背景と試験的な導入
群馬クレインサンダーズのホームアリーナは、試合日のアクセス環境に改善の余地がありました。これまでに、シャトルバスの運行や駐車場案内などの施策が取られてきたものの、さらなる改善が求められていました。そこで、ainoriのサービスを試験的に活用しようということが決まりました。この試みは12月のホームゲームで開始され、来場者にとってより良い体験を提供することを目指します。
ainoriの特長と利用方法
ainoriは、事前にアプリをインストールすることなく、ウェブ上で簡単に利用を開始できます。同じ試合に向かう人たちが、最寄りの駅や市内のスポットから目的地を設定することで、マッチングが可能です。
主な機能は以下の2つです。
1.
即時相乗り: 近くにいる相乗り希望者とその場でマッチできる機能。
2.
募集型相乗り: 事前に特定のイベントを指定し、相乗り希望を募集する機能。
これらの機能は全て無料で利用でき、試合当日に手軽にアクセス可能です。特に、Bリーグの試合では既に多くの実績があり、アウェイゲームへの利用も広がっています。
安価で効率的な移動
ainoriを使った場合の移動費用の例を挙げてみましょう。太田駅からオープンハウスアリーナまでの通常料金は約1,200円ですが、4人で相乗りすると1人あたり約300円に抑えることができます。このように、友人同士や学生、遠征ファン、初めて訪れる観光客にとっても、安価で快適に移動できる手段となります。
群馬クレインサンダーズのリーダーシップ
群馬クレインサンダーズは「バスケで群馬を熱くする」という理念を持ち、スポーツを通じて地域社会を盛り上げることを目指しています。B.LEAGUE B1に所属し、地域のファンとのつながりを大切にしながら、今シーズンの優勝を目指して活動しています。
ainoriサービスの成長
ainoriは2025年5月にリリースされ、多くの利用者を獲得してきました。特に、関西・大阪万博での取り組みが話題となり、現在までに1万人以上の利用者を記録しています。イベントに向かう際の相乗りサービスとして非常に便利で、これからもその需要は高まり続けるでしょう。
まとめ
群馬クレインサンダーズとの連携を通じて、ainoriは新たな移動手段を提供し、より多くの来場者にとって快適なアクセスを実現することが期待されています。イベント主催者や運営者の皆様も、access問題に悩んでいる場合はぜひainoriの利用を検討してみてください。
詳細はサービスページで確認できます。
ainori公式ページ
【会社概要】
- - 会社名: 株式会社Curio
- - 所在地: 東京都港区三田2丁目7番22号
- - 設立: 2024年9月
- - 代表取締役: 平山真梨花
- - 会社HP: curioinc.jp
- - サービスURL: ai-nori.jp