大阪ガスとJPNの提携
2022-05-23 15:20:01
大阪ガスとJPNが共同で中小型太陽光発電所を開発し、再生可能エネルギーの拡充を目指す取り組み
大阪ガスとJPNの共同開発計画
大阪ガス株式会社と日本エネルギー総合システム株式会社(JPN)は、このたび中小型の事業用太陽光発電所の共同開発および保有に関する合意書を締結しました。この合意は、再生可能エネルギーの普及と持続可能な社会の実現を視野に入れた重要なアプローチと位置づけられています。
背景
近年、大型の太陽光発電所の候補地は限られてきており、それに伴い大阪ガスは中小型の発電所に注目するようになりました。JPNは、四国を中心に全国で太陽光発電所の開発を行っており、開発から運営までを担うことで、効率的なエネルギー供給が可能です。東日本大震災以降は特に再生可能エネルギーの導入が求められており、両社の協力はそこに応える形です。
合意の内容
この合意により、大阪ガスとJPNは数万キロワット規模の中小型非FIT太陽光発電所の共同開発を前進させます。双方の強みを活かして、2021年度から数年間にわたり、持続可能なエネルギーの供給を確立する計画です。また、完成した発電所が生み出す電力は全て大阪ガスが引き取るため、再生可能エネルギーの提供が拡大します。
脱炭素社会に向けた取り組み
大阪ガスは2050年までのカーボンニュートラルを目指し、2021年に策定した「カーボンニュートラルビジョン」の下で社会全体へのCO2排出削減に尽力しています。2030年までに国内外で500万kWの再生可能エネルギー源の普及を掲げ、すでに142万kWの普及実績があります。
一方、JPNも再生可能エネルギーに特化した企業として、国のグリーン成長戦略に貢献し、電力事業の変革に注力しています。
これからの展望
両社は、再生可能エネルギーの発展に向けたプロジェクトを今後も積極的に推進していく意向です。ミッションに基づき、地域に密着したエネルギー供給のあり方を追求しつつ、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けています。今後の進捗が期待されると同時に、多くの地域におけるエネルギーのあり方にも良い影響を与えることでしょう。
最終的に、両社の提携による太陽光発電所の開発が再生可能エネルギーの普及を後押しし、地域社会への貢献が期待されています。
会社情報
- 会社名
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FUSOグループホールディングス株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町2丁目3番1号室町古河三井ビルディング17F
- 電話番号
-
03-6880-2110