PingCAPが2025年に「Google Cloud Next Tokyo」へさらなる一歩
PingCAP株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Eric Han)は、2025年8月5日から6日の2日間にわたり東京ビッグサイトで開催される「Google Cloud Next Tokyo」に協賛することを発表しました。このイベントは、ビジネスリーダー、イノベーター、エンジニアたちに向けたクラウドカンファレンスで、最新の生成AIやセキュリティ、アプリ開発、データベース技術など、多岐にわたるテーマがカバーされる予定です。
イベントでは、基調講演やライブセッション、展示、ハンズオンなどを通じて、実際にGoogle Cloudを導入・運用している企業の声も紹介されます。特に、セッションの中ではPingCAPが提供する「Stella AI」に関する開発秘話が取り上げられる予定で、参加者はこの生成AIエージェントの裏側や、データベースを用いたインフラストラクチャーの工夫を学ぶことができます。具体的には、2025年8月6日(水)17:00からのセッションでは、SUPERNOVA株式会社の取締役CTO源芳朗氏が登壇します。
PingCAPの主力製品「TiDB」とは?
PingCAPは、分散型NewSQLデータベース「TiDB」(タイ・デー・ビー)を主力商品としており、ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマースなど多様な業界で広く採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLとの互換性を持ちながら、水平方向に拡張可能で、一貫性と高い可用性を兼ね備えています。加えて、ハイブリッドトランザクション/分析処理(HTAP)も実現しており、企業が必要とする多様なデータ処理を支援しています。特に、TiDB Cloudはフルマネージドサービスとして、スケーラビリティとコスト効率に優れた最先端のデータベースソリューションを提供します。
さらに、TiDB Cloudは自然言語クエリ生成ツール「Chat2Query」を搭載しており、AIがデータスキーマを理解し自動でクエリを生成することで、ユーザーは膨大なデータをより速く、効果的に分析可能です。このように、PingCAPは技術革新を活用し、データベースの枠を超えた新しい価値を提供しています。
PingCAPの理念と企業情報
PingCAPは2015年に創業し、オープンソースでクラウドネイティブなデータベースソリューションを提供することに全力を注いでいます。社名は、ネットワークの疎通を確認する「Ping」とCAP定理に由来しており、その背景にある「全ての要素に接続したい」という願いが込められています。また、PingCAPは米国の著名な投資会社からも資金提供を受けており、今後の成長がますます期待されています。
【会社概要】
- - 会社名:PingCAP株式会社
- - 所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
- - 設立:2021年3月15日
- - 事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を中心としたクラウドネイティブなデータベースソリューションの提供
- - 公式サイト
今後もPingCAPの活動に注目が集まります。「Google Cloud Next Tokyo」での展示やセッションを通じて、企業が求めるデータを如何に活用できるのか、その秘訣をぜひ学び取りたいものです。