YAKPAKの日本進出と今後の展望
株式会社フェローズが、米国のバッグブランド『YAKPAK』とのマスターライセンス契約を締結し、日本市場への本格展開を始めました。この契約は、日本のファッション市場においてYAKPAKの魅力を広げる重要な一歩となります。
ブランドの起源と成長
YAKPAKは1989年にニューヨーク・ブルックリンでステファン・ホルトによって設立されました。彼はチベットの旅で発見したヤクにインスパイアされ、強くて耐久性のあるバックパックやメッセンジャーバッグの製造をスタートしました。その結果、瞬く間にニューヨークの若者たちから支持を集めるようになりました。
日本での展開戦略
フェローズは、2018年春夏シーズンから20〜30代の男女をターゲットに、YAKPAKの商品展開を開始します。鞄の他にもシューズやヘッドウェア、アンダーウェア、自社商品を含むライフスタイル製品を市場に提供し、各カテゴリーにて展開しようとしています。
販路としては、セレクトショップや鞄専門店、カジュアル専門店に加え、ネット販売も視野に入れています。これにより、より多くの消費者がYAKPAKの商品を容易に手に入れられるようになり、ブランドの知名度が向上することを目指しています。
商品ラインアップとサブライセンサー
YAKPAKは、商品のバリエーションを広げるために、複数の企業とサブライセンス契約を締結いました。例えば、株式会社ハイブリッドはバッグ全般を手掛け、株式会社ドウシシャはフットウェアや帽子などのアクセサリーを担当しています。また、オクシー株式会社が傘やレインウェア、白鷺ニット工業株式会社がアンダーウェアを製造し、松尾繊維工業株式会社や株式会社センゾーにより、ポーチや財布、キャリーケースも展開されます。これにより、消費者は様々なライフスタイルシーンに合わせた商品を選ぶことができるようになります。
売上高目標と将来性
フェローズは今後3年間で小売上代ベースでの売上高30億円を目指しています。また、アウトドア・レジャー用品や時計、アイウェア、さらには水着関連の商品へのカテゴリーの拡大も計画されています。これにより、さらなる市場への浸透と顧客基盤の拡大を図る方針です。
まとめ
日本市場におけるYAKPAKの展開は、バッグのブランドとしての強みを活かしながら、幅広いライフスタイルに対応する商品ラインアップを構築することで、新たなファンを獲得していくことでしょう。公式サイトやSNSを通じて情報をチェックし、これからの展開に期待を寄せていきましょう!
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