20代・30代の若手ドライバーを採用・定着させる講演会
2025年2月4日、岩手県トラック協会において、船井総研ロジの経営コンサルタント、柴田純平氏による講演が行われました。このイベントのテーマは「20代・30代の若手ドライバーを採用・定着させるには?」というもので、業界の注目を集めました。
講演の内容
柴田氏は、現代の企業が抱えるドライバー不足という問題を解消するためには、どのような戦略が有効であるかについて具体的な例を挙げながら説明しました。その中でも、SNSやChatGPTなどのデジタルツールを活用する重要性が強調されました。特に、若い世代はオンラインでの情報収集を重視する傾向があり、企業側もそれに合ったアプローチを行う必要があると述べています。
また、柴田氏は採用プロセスの透明性や、職場環境の魅力を向上させることが、若手ドライバーの定着に直結することを指摘しました。具体的には、ホームページやSNSを活用した効果的な情報発信が鍵となるとし、実際の成功事例も交えながら解説しました。
ワークショップの実施
講演の後半では、参加者同士によるグループディスカッションも行われ、若手ドライバーの採用や育成についての具体策が提案されました。参加者からは「新しいアイデアを多く得ることができた」「自社にも役立てたい」といった声が上がり、非常に活発な意見交換が行われました。
船井総研ロジについて
船井総研ロジは、日本全国の中小物流企業を対象に、物流業界の特性に精通した独自のコンサルティングを提供しています。柴田氏だけでなく、同社には多数のエキスパートが在籍しており、さまざまな企業ニーズに応えるためのプログラムも多数用意されています。また、企業の成長を支えるために、経営者向けの経営プラットフォーム「ロジスティクスプロバイダー経営研究会」も運営しています。このプラットフォームでは、全国から多くの経営者が集まり、情報交換やノウハウの共有が行われています。
まとめ
今回の講演は、若手ドライバーを採用し定着させるための新しい視点を提供し、物流業界での人材確保に向けた重要な1歩となることでしょう。柴田氏の講演に参加した方々が、今後の業務に役立てられることを期待しています。今後も船井総研ロジでは、最新の物流業界動向や採用手法を発信し続ける予定です。