激動の時代に考える未来：朝日地球会議2025特集

朝日地球会議2025が開幕！

2025年10月24日（金）、国際フォーラム『朝日地球会議2025』が東京でスタートします。本イベントは地球規模の課題やその未来について深く考える場を提供し、今年で10回目を迎えます。特に、リアル会場は東京ミッドタウン八重洲カンファレンスでの開催が予定されており、オンラインセッションも同時に配信されるため、誰でも参加できる機会が広がります。

メインテーマと背景

今年のメインテーマは『あなたと考える激動の世界と地域の未来』です。このテーマは2025年という年が、世界にどのような変化をもたらし、私たちの生活にどのような影響を与えるかを視覚化しようとする試みです。具体的には、ウクライナやパレスチナ自治区ガザなどでの軍事衝突による国際秩序の変化や、米国第一主義に悩む同盟国、さらにはグローバルサウスの台頭といった現状に目を向けています。また、気候危機が引き起こす影響や、日本国内における超少子化高齢社会の進展についても議論しなければなりません。

過去の開催と変遷

このフォーラムは2016年に始まり、毎年異なるテーマで開催されてきました。例えば、昨年は『対話でさぐる共生の未来』というテーマで、多様性と共生について深く掘り下げました。過去9回のテーマは社会における持続可能性や寛容性を促進する内容が多く、SDGs（持続可能な開発目標）との連携も密接です。

SDGs教育との連携

朝日地球会議は、国連のアミーナ・モハメッド副事務総長を迎え、初期からSDGsの重要性を強調してきました。教育現場では、この会議を活用した取り組みも増えており、東北福祉大学では学生が全セッションを視聴登録し、自らの学びをレポートとして発表する活動が行われています。今回もSDGsに関連するテーマを複数設定し、20以上のセッションを予定しています。

開催日程と参加方法

朝日地球会議2025は2025年10月24日から25日までの2日間、東京ミッドタウン八重洲でリアル開催されるほか、10月27日から31日までオンラインセッションが行われます。さらに、2026年1月15日までオンデマンド視聴も可能で、参加費は無料です。公式ウェブサイトからの事前登録をお勧めします。

このフォーラムを通じて、未来を共に描くための意見交換が活発に行われることを期待しています。多くの方々の参加を心よりお待ちしています。