磯田道史が語る忍者の真実
日本の歴史が持つ神秘とロマンを解き明かす番組「磯田道史の歴史をゆく」は、2026年1月14日(水)夜8時から2時間スペシャルで放送されます。今回のテーマは忍者。特に、磯田氏が20年以上にわたり研究してきた甲賀の忍者に焦点を当て、幻想的な忍術書の公開や、知られざる忍者の歴史に迫ります。
幻の忍術書「間林清陽」初公開
この特別番組では、2021年に甲賀市の倉庫から発見された重要な忍術書「間林清陽」が初めてお披露目されます。この書物は、第一級の忍術書とされる「万川集海」の参照文献として位置づけられており、磯田道史がその秘められた内容を徹底的に解説します。彼が語る驚きの忍術の数々は、見る者を圧倒するでしょう。
甲賀忍者の末裔も登場
番組には、甲賀五十人衆の子孫である西田武文氏が出演。自身が55歳まで知らなかったルーツと、家族に代々受け継がれてきた貴重な古文書について語ります。その中には、火術伝授の誓約書も含まれており、忍者の実態を垣間見ることができる貴重な資料です。
忍者の功績を掘り起こす
特集の中では、室町幕府の15代将軍・足利義昭が甲賀忍者によって救出されたという歴史的な事実にも触れます。和田惟政率いる忍者たちが興福寺に幽閉されていた足利義昭を救出する様子を再現した実地調査が行われ、その舞台となった和田城の詳細も紹介されます。
さらに、徳川家康の「神君伊賀越え」として知られる逸話の裏に隠された甲賀忍者・山岡道阿弥の活躍にも触れます。このエピソードは、家康と忍者たちの深い結びつきを明らかにする重要な情報です。古文書から浮かび上がるその関係は、視聴者に新たな視点を提供することでしょう。
豊臣秀頼の追跡調査
豊臣秀頼の船頭を務めた明石一族を追跡した甲賀忍者の報告書も発見。これにより、徳川幕府のスパイ活動に関する実態も明らかにされます。この情報は、江戸時代の政治我が国における忍者の役割を理解する上で重要です。
四国の城への潜入記録
さらに番組では、徳川家光の命により甲賀忍者が既存の城、例えば大洲城や今治城、高松城などの調査を行ったという探索書に基づく詳細な分析も行われます。これにより、忍者がどのように日本の歴史に影響を与え、さまざまな城に潜入していたのかを明らかにします。
このように、「磯田道史の歴史をゆく 忍者の真実」は、歴史と人間の深いつながりを感じさせてくれる貴重な番組です。忍者の世界に迫り、日本の歴史の新たな側面を知る好機となることでしょう。