AIアートの新展開
2024-10-17 20:51:27

独自手法で生まれたAIアート、楽天でのポスター販売開始

独自手法で生まれたAIアート、楽天のポスター販売を開始



デイシン (Dasyn.com)が、2022年より開発した独自のAIアートが話題を呼んでいます。2023年10月に発表された新手法によって、AIが生成した約13万枚の作品を自社サイトで公開し、その中から厳選された4000点のアートを楽天でポスターとして販売しています。さらに、一部の作品は無料でダウンロード可能です。

デイシンは、従来の画像生成AIとは一線を画す独自の手法を用い、AIに自由に描かせることで人間には表現できない独特のアートを創出しています。特に注目すべきは、AIアートの制作に使われるプロンプト(指示)の方法です。一般的には具体的な指示が求められますが、デイシンは短いキーワードや造語を使ってAIの能力を最大限に引き出しています。

AIアートの多様性を追求する新しいアプローチ



AIアートを生成する際、通常は細かく指示を与えるものですが、デイシンでは1~3語の短い言葉や造語を使用します。これにより、AIは自由度の高い作品を生み出すことができます。多くのAIアート作家がリアルな画像を目指す中、デイシンはより抽象的な作品を重視し、人体などのリアルさに依存しない創作を行っています。

約13万枚の作品は、特定の手法を用いて制作されています。具体的には、以下の3つのアプローチを取り入れています。

1. 制作者名をプロンプトにする



デイシンでは、実名やペンネームをプロンプトとして活用しています。実名の「Yasusi Kanada」やペンネームの「Kanabstracd」などを用いることで、ユニークな作品の生成を目指しています。

2. 負のプロンプトによる多様化



他の画家の名前や特定の形状名を負のプロンプトとして与えることで、AIはそれらに影響されずに独自のスタイルを持った作品を生成します。この手法により、より多彩な作品が生まれます。

3. 複数プロンプトの組み合わせ



実作者名とともに著名な画家や芸術運動名をプロンプトとして使用し、より豊かな表現を引き出すことができます。たとえば、クリムトやカンディンスキーなどの名前を加えることで、作品の深みが増します。

AIアートの展示と販売



デイシンは、楽天の「デイシン・プライム」ストアにて、厳選されたポスターを販売しています。また、11月には東京ビッグサイトでのデザインフェスタや、東京都市大学でのNicograph 2024などのイベントで、実際に作品を展示し、販売する予定です。

AIによって生成されたアートは、デジタルの枠を超え、物理的な形を持つポスターとしても楽しむことができます。独創的なアートで、現代の美術シーンに新鮮な風を吹き込むデイシンの展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
Dasyn.com
住所
中野区弥生町四-2-16
電話番号
080-3739-3600

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