大雨による特別支援、AOSデータの取り組み
2024年7月25日以降、秋田県と山形県に降り注いだ大雨が、多くの人々に被害をもたらしました。この自然災害の影響を受けた方々へ、心よりお見舞い申し上げるとともに、早急な復興を切に願います。そんな中、AOSデータ株式会社が特別なデータ復旧サービスを提供することを発表しました。この支援は、被災した地域の個人や法人を対象に、パソコンやスマートフォンなどのデータ復旧を支援するものです。
対象となる方々とは
本サービスの対象となるのは、内閣府が報告した「令和6年7月25日からの大雨にかかる災害救助法の適用地域」に住む個人や法人です。具体的には、秋田県と山形県の特定の市町村に該当します。対象地域の詳しい情報は、内閣府の公式サイトでチェックできます。
対象製品について
AOSデータによる支援の対象となる製品は多岐にわたります。NAS(RAID含む)、パソコン、外付けハードディスク、SSD、ビデオカメラ、スマートフォン、USBメモリやSDカードなど、今回の大雨で損傷や水没した記憶装置が含まれます。ただし、一部の製品は適用外となる場合もあるため、申し込み時に確認が必要です。
特別データ復旧サービスの詳細
この特別サービスは、被災者に対して無償でデータ復旧を行うというものです。ただし、2台目以降のデータ復旧については一定の費用が発生しますが、通常の半額で対応されることが特徴です。一方、法人の場合も同様に、データ復旧費用は通常の半額となります。
復旧したデータを保存するための媒体費用はお客様の負担となります。また、復旧できない可能性もありますので、障害の境遇に応じて柔軟に対応しています。復旧にかかる期間は、通常より長くなり、1〜2ヶ月ほどかかることもあります。したがって、早めの申し込みが推奨されています。
申し込みと問い合わせ先
本特別サービスの利用を希望する方は、2024年7月25日から10月末日まで申し込みが可能です。申し込みはWebまたは電話で受け付けています。問い合わせ先はAOSデータ復旧サービスセンターで、電話番号は0120-194-119です。営業時間は月曜日から金曜日の9:00から18:00まで。他の休日はお休みとなります。
AOSデータについての情報
AOSデータ株式会社は、東京都港区に本社を置き、データ管理やバックアップサービスを手掛けている企業です。この会社は2015年に設立され、とりわけクラウドバックアップ「AOSBOX」で知られています。現在はデータ復旧やセキュリティ、リーガルデータサービスなど、多彩な製品を提供し、データのライフサイクル全般に対応しています。
AOSデータは、今後も被災者を支えるためにさまざまな活動を行っていく予定です。この特別支援が、少しでも多くの方の助けとなることを心から願っています。