ファーストアカウンティングとB-EN-Gが協力し購買業務の効率化を目指すプロジェクト始動

新たなビジネスパートナーシップの誕生



2024年12月18日、ファーストアカウンティング株式会社(以下、ファーストアカウンティング)とビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は新たにパートナー契約を締結したことを発表しました。この協業は、双方の知見と技術を融合させ、企業の購買業務における効率化とデータ活用の促進を目的としています。

背景



最近、企業の購買業務はデジタル化が進んでいますが、現実には依然として紙の請求書が送付されるケースが一般的です。このため、取引先からの請求書をシステムに入力する作業が発生し、手間やミス、処理の遅れなどのリスクが伴います。こうした問題に直面している企業に対し、B-EN-Gは経理業務に特化したAIをぜひとも活用し、ファーストアカウンティングが得意とするOCR技術と連携することで、請求書のデジタル化の実現を目指しています。

両社の強みと今後の展望



B-EN-Gは、1991年に日本初のSAPパートナーとしてSAP ERPの導入事業を開始し、国内有数の実績を誇ります。特に、SAP Aribaなどの新しいツールの導入においては高い評価を受けています。

一方のファーストアカウンティングは、経理業務に特化したAIを搭載したクラウドサービス「Remota」を提供しており、今年7月にはSAP Storeに登録され、SAPユーザーへのサービス展開を加速しています。これらの特徴を持つ両社が今回のパートナー契約によって、B-EN-Gのコンサルティング力とファーストアカウンティングの製品技術を結集し、クライアント業務の効率化とデータ利活用に貢献することが期待されています。

現在の取り組み



すでに、RemotaとSAP Aribaの連携開発が始まっており、今後はこの相乗効果が生み出す成果に注目が集まります。B-EN-Gの常務取締役である中野敦士氏は、「ファーストアカウンティングとの協業を通じて、SAP Aribaの活用促進を目指し、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)や新たな価値創出を支援してまいります」とコメントしています。

ファーストアカウンティングの思い



同様に、ファーストアカウンティングの代表取締役社長、森啓太郎氏も、「長年の信頼と実績を持つB-EN-Gとのパートナーシップ契約を締結でき大変光栄」とし、この協業によって多くの企業にとって自社の技術がより身近になることを確信しています。

企業情報



B-EN-Gは、製造業を中心とした企業のデジタル変革を支援し、幅広いコンサルティングやITシステムの導入を行っています。海外にも展開しており、日本と現地で企業を支援するための製品やサービスを提供しています。

ファーストアカウンティングは、経理業務の効率化と自動化を目指し、最先端の技術を取り入れた法人向けサービスを展開しており、特にAI技術の研究と応用に力を入れています。両社に共通するのは、顧客に対して新たな価値を提供するという目的であり、今後の発展に大いに期待が持たれます。

この協業がもたらす効果に目が離せません。

会社情報

会社名
ファーストアカウンティング株式会社
住所
東京都港区芝公園2-4-1芝パークビルA館 3階
電話番号

トピックス(経済)

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