調査の背景
SNSマーケティングが進化する中、企業は従来の指標であるフォロワー数やCPA(顧客獲得単価)のみに依存することに限界を感じている。THECOO株式会社は、消費者のSNS利用に関する心理を深く理解し、実際の購買行動に与える影響を探るべく、「美容コスメ」「ヘアケア・ボディケア」「生活雑貨・日用品」の3つのカテゴリーに分けて調査を行った。この研究では、約3,000名の消費者が対象となり、情報の使い方や購買意欲との関連性を明らかにしている。
調査概要
調査名称:SNSでの情報収集と、普段のお買い物に関するアンケート
調査実施期間:2026年2月19日から2月23日
対象者:15~49歳の男女で、三つのカテゴリーの興味を持つ人々
有効回答数:2,988
調査方法:Freeasyを利用したインターネットリサーチ。
調査結果からは、消費者がどのようにSNS情報を活用しているか、そしてその情報が購買行動にどのように影響するかについて貴重な示唆を得ることができた。
調査結果のポイント
1.
フォロワー数が与える印象
消費者はインフルエンサーのフォロワー数によって受ける印象を大きく変化させる傾向が見られる。大規模なフォロワーを持つインフルエンサーに対しては「専門性」や「社会的信頼性」が期待され、小規模なフォロワーのインフルエンサーには「親近感」や「共感」を求めることが明らかになった。
2.
価格帯によるインフルエンサーの使い分け
商品の価格帯に応じて、参考にするインフルエンサーを巧みに使い分ける傾向が見えた。低価格の商品については「一般ユーザー」の意見を重視し、高価格商品では専門的な知見を求める傾向が顕著だった。失敗を避けたいという心理が、より専門的な意見への依存につながっている。
3.
購入決定要因の二極化
実際に店舗での購入を決定する際、消費者は「品質への確信」と「自分への適合感」の二つのポイントで意見が分かれることがわかった。プロの解説により製品の品質への確信を得ることが重要視される一方で、親しい人や自分に似た人の口コミも同じくらい重要だ。また、特定の専門家への強い信頼から直接的に購入する「指名買い」という現象も確認された。
まとめ
今回の調査結果は、SNSを活用したマーケティング戦略を見直すきっかけとなる。消費者はSNS情報を高度に使い分けており、商品のタイプに合わせた適切なインフルエンサーとの連携が必要である。ブランドは、この認識をもとにSNS戦略を改善することで、より効果的に消費者の心をつかむことが期待される。この調査結果をもとにした具体的なSNS戦略の提言も含まれ、今後のマーケティング活動にとって重要な参考資料として活用できるだろう。
本調査結果を引用する場合には、「THECOO調べ」と明記することが求められる。詳細はTHECOOの公式ウェブサイトから資料をダウンロード可能だ。
会社情報
THECOO株式会社は、一般ユーザー向けのファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」を中心に、インフルエンサーを利用したマーケティング支援を手掛けている。2014年の創業以来、エンタメ市場を中心にクライアント、ユーザー、インフルエンサーの三方をつなぐプラットフォームの構築を目指している。
公式ウェブサイト:
THECOO