不動産クラウドファンディング新ファンド募集開始
TECRA株式会社が運営する「TECROWD(テクラウド)」は、新たに69号ファンド「Arkansas Data Center」の投資募集を開始しました。このプロジェクトは、アメリカのアーカンソー州に位置するデータセンター開発に関するもので、2024年9月5日からの情報公開に続き、同年9月18日18時より募集中です。
ファンドの概要
ファンドの対象は、アーカンソー州でのデータセンター必要とされるプロジェクトです。具体的には、80,937㎡の土地にデータセンターを建築し、土地の取得から建築確認取得、造成工事までの資金を募ります。このプロジェクトでは、造成後に土地を売却し、得られるキャピタルゲインを通じて配当を行う計画となっています。
データセンター市場の成長
近年、生成AIの市場が拡大する中で、データセンターの需要が急増しています。特にアメリカでは、その需要が高く、アーカンソー州は安価な電力供給と優れた交通インフラを兼ね備え、大手企業によるデータセンター運営が行われています。そのため、アーカンソー州でのデータセンター開発は非常に有望視されています。
短期の運用型ファンド
この69号ファンドは、土地造成工事完了までの短期運用型です。投資家からの出資は、土地の購入や建物の建築確認取得、土地造成のために使用されます。また、すべての金銭の授受は円建てで行われるため、為替リスクが軽減される設計となっています。
優先劣後構造の採用
このファンドは、優先出資と劣後出資を併用した構造を採用しています。つまり、出資者はまず優先出資を行い、その後、TECRAおよび指定者が劣後出資を行います。もし償還時に元本割れが発生した場合、劣後出資者が損失を負担します。これにより、投資家のリスクを軽減することが期待されています。
想定運用スケジュール
一般募集期間は2024年9月18日から30日まで、運用期間は2024年10月1日から2025年10月31日までを予定しています。配当および元本の償還は2025年11月28日に予定されています。
TECROWDの魅力
「TECROWD」は、1口10万円からの投資を可能にし、すべての手続きがオンラインで完結します。そのため、初めて不動産投資を行う方にも親しみやすいサービスを提供しています。また、不動産特定共同事業法に基づく透明性の高い運営を心がけており、安心してご利用いただける環境を整えています。
不動産クラウドファンディングは、さまざまな投資家にとって新たな投資機会を提供します。特にアーカンソー州のプロジェクトは、現在のデータセンター需要の増加を考慮すると、成功の可能性が高いと言えるでしょう。興味のある方は、TECROWDの公式サイトで詳細を確認し、参加を検討してみる価値があります。