AGEST、新たなSBOM管理ツールの先行申し込みを開始し国内導入を促進

AGEST、新たなSBOM管理ツールの先行申し込み開始

株式会社AGESTは、純国産の「SBOM管理ツール」を開発し、本日より先行申し込みを開始しました。このツールはソフトウェアの品質や安全性を向上させるためのもので、サイバーセキュリティリスクの軽減を目的としています。

背景

近年、ソフトウェアはますます複雑化しており、クラウドやIoTの普及に伴いIT環境も多様化しています。そのため、サイバーセキュリティ攻撃に対するリスクが増加している状況です。特にオープンソースソフトウェア（OSS）の導入が増える中で、サプライチェーンリスクも顕在化しています。

SBOM（Software Bill of Materials）は、ソフトウェアに含まれる全ての構成要素をリスト化することで、どの製品に脆弱性が存在するかを明確にする情報基盤です。このSBOMを適切に管理することで、セキュリティ対応のスピードと質を向上させることができるのです。

国際的に見ても、米国の大統領令やEUのサイバーレジリエンス法などでSBOMの導入が求められるようになっており、日本でも経済産業省がSBOMの活用を推進しています。しかし、導入が進まない理由としては、海外製品によるコスト高や複雑な運用が挙げられています。

AGESTのソリューション

AGESTはこうした課題を解決するために、自社開発のSBOM管理ツールを提供します。このツールは、日本のニーズに合わせた合理的な価格設定と日本語サポートを特徴としており、国内での普及を促進することを目指しています。主な機能は、SBOMの作成から継続的なリスク監視、分析までの一連のプロセスをシームレスに実現します。

主な機能

- セキュリティリスク管理

- 重大な脆弱性が発生した場合、影響を受ける製品のバージョンを数分以内に特定し、迅速な対応が可能です。
- OSSや第三者製品の依存関係を視覚化し、潜在的なリスク源を把握します。

- 運用コスト削減

- 現状のセキュリティ運用の課題を可視化し、その改善に向けた指標を構築することができます。
- 手作業の部分を自動化することで、工数や人件費を削減します。

- 法的コンプライアンス

- 国際的な法規制にも迅速に対応し、事業継続リスクを回避します。OSSライセンスに関する法律的リスクも明確にし、安心して開発に取り組むことが可能です。

無償キャンペーンの実施

AGESTは今回の先行申し込みに加えて、無償キャンペーンを実施します。初月無料で利用できる特典やサポートを提供し、多くの企業がSBOMを活用しやすい環境を整えています。キャンペーンは2025年12月から2026年2月末まで受け付けています。
この機会にぜひ、AGESTのSBOM管理ツールを試してみてください。

詳しい申し込み方法やキャンペーンの詳細については、AGESTの公式サイトをご覧ください。
AGESTは今後も、国内企業のソフトウェアサプライチェーンの安全性向上に寄与していく所存です。