TBMによる「Sustainability Report 2024」の公開
東京都千代田区に本社を構える株式会社TBMは、持続可能な社会の実現に寄与するための考え方や取り組みを掲載した「Sustainability Report 2024」を発表しました。このレポートでは、2023年度のESGデータや活動実績が紹介され、TBMのビジョンが明確に示されています。
TBMのミッション
TBMは「進みたい未来へ、橋を架ける」というミッションのもと、環境に配慮した素材「LIMEX」の開発や資源循環事業を通じて、地球規模の環境問題への貢献を目指しています。その姿勢は、未上場でありながらも国際的な気候変動イニシアチブの一つであるSBTiから、気候変動に対する目標がパリ協定の1.5℃目標に準拠していると認定されたことからも伺えます。
持続可能性への取り組み
TBMは、国際環境情報開示プラットフォームであるCDPに対しても継続的に自主的に回答を行い、国際水準を意識したサステナビリティの取り組みを進めています。また、2022年には「Vision Book」を発行し、非財務情報を含む持続可能な価値創造プロセスを示す努力も行いました。
Sustainability Report 2024の内容
今回の「Sustainability Report 2024」では、TBMの事業を通じて持続可能な社会を実現するための考え方や2023の活動実績、ESGデータなどが詳細に掲載されています。これにより、多様なステークホルダーに向けてTBMの取り組みや目標を知ってもらい、さらなる持続可能な価値創造を目指しています。
特に注目すべきは、環境配慮型素材「LIMEX」を採用した企業・団体が1万以上に達し、協業パートナー数は約750社に増加したことです。自社の環境へのインパクトもGHG排出削減貢献量として算定し、具体的な数値でその成果を示しています。
マテリアリティと人づくり
「Sustainability Report 2024」では、企業価値向上のための重要課題であるマテリアリティの見直しも行われました。具体的には、①思いっきり挑戦し続ける組織づくりと人づくり、②TBM Pledge 2030の達成が掲げられています。これにより、TBMは2030年に向けた野心的な目標に対する進捗も報告しており、その具体的な取り組みが詳述されています。
また、TBMでは人づくりを経営の重要な課題と捉え、多様な価値観やバックグラウンドを持つメンバーが年齢や役職に関係なく「サステナビリティ革命」の実現に向けて挑戦している様子が描かれています。このことは、TBMが持つ企業文化や社員の意識的な対話の促進に寄与していると言えるでしょう。
未来への展望
TBMの担当者は、このレポートを通じて脱炭素と資源問題の解決に向けた貢献を目指していると語っています。「Sustainability Report 2024」は、環境と社会への影響を最大化し、企業価値を高めるための重要なコミュニケーションツールとして活用されており、ステークホルダーからの期待や要請に応える姿勢を示しています。
このように、TBMが掲げる持続可能性のビジョンや実績は、企業としての責任感を持って社会に貢献しようとする意欲が感じられ、他の企業や団体への良い影響を与えることが期待されます。さらに詳しい情報は、オウンドメディア「Times Bridge Media」にて発信されているため、併せてご覧いただくことをおすすめします。