日本製鉄発のスタートアップKAMAMESHIがオーディエンス賞を受賞！

日本製鉄のスタートアップKAMAMESHIがオーディエンス賞を受賞

株式会社KAMAMESHIは、2023年10月に設立された、中小製造業向けの設備部品管理とマッチングプラットフォーム「Kamameshi」を提供しています。同社は、2025年5月8日に東京ビッグサイトで行われた「日本新規事業大賞 by Startup JAPAN」に参加し、オーディエンス賞を受賞しました。

日本新規事業大賞とは

このアワードは、企業内で挑戦する起業家マインドを持つ人々を応援することを目的としたもので、2024年に始まったばかりですが、今年で2回目の開催です。各年、企業の新規事業の中から、特に優れたものが選ばれ、表彰されます。KAMAMESHIは、参加者の中で最多の投票を得て選ばれたわけです。

公式HPでは、共催企業としてSansan株式会社や株式会社アルファドライブ、さらに多くの企業が名を連ねています。

KAMAMESHIのビジョン

KAMAMESHIは、日本製鉄の社内起業制度から生まれた第一号案件であり、その存在意義は多くの製造業が抱える課題に対処することにあります。名称の「KAMAMESHI」は、「同じ釜の飯を食う仲間」として、業界を横断的に結びつけようとする想いを反映しています。これにより、企業間の支え合いと連携を促進し、次世代の製造業の発展を見据えた挑戦を続けてまいります。

Kamameshiプラットフォームについて

KAMAMESHIが提供する「Kamameshi」は、部品管理システムと会員間での予備品売買取引を仲介する独自のプラットフォームです。中小製造業の企業間での部品の融通をスムーズに行えるよう、デジタルトランスフォーメーション（DX）を駆使し、部品在庫管理のリスクを可視化しました。

このプラットフォームによって、企業は所持している余剰部品を有効活用できるだけでなく、必要な部品を迅速に確保することが可能になります。