新感覚の推理体験！VRで楽しむ「琲華良★浪漫事件録藤堂家家長刺殺事件」

新感覚の推理体験！

2021年10月18日から、「琲華良★浪漫事件録藤堂家家長刺殺事件」がVR空間で開催されています。この物語体験型推理ゲームでは、参加者は大正時代の華族の邸宅を舞台に、その場で発生した殺人事件の真相を解明していきます。ゲームの特徴は、プレイヤーが物語の登場人物となり、まるでその時代の世界に入り込んだかのように没入して体験できるところです。

ゲームの内容と進め方

「琲華良★浪漫事件録」は、プレイヤー同士が会話を通じて情報を交換し、さまざまな駆け引きを行いながら事件の真相を暴いていくタイプのゲームです。事件の内容は、藤堂家の当主があるお祝いの席で亡くなってしまったというもので、家族や友人たちが集まる中で繰り広げられる心理戦が魅力となっています。

参加者は、容疑者の一人として行動することもあれば、犯人を隠そうとする人物として巧妙に動くことも可能です。このように、誰が敵で、誰が味方かを見極めるのがこのゲームの醍醐味です。

VRでの没入感

従来のマーダーミステリーと異なり、このゲームではVR技術を駆使してプレイするため、参加者は自分のアバターを通じて実際に事件現場を巡り、手がかりを集めることができます。移動した場所や調査した内容が、さらなる手がかりとなるため、プレイヤー同士の動きも重要です。本物の事件を調査しているかのようなリアルな体験がプレイヤーを引き込みます。

オンラインでの参加方法

ゲームに参加するには、Discordサーバー「VMMLバーチャルマーダーミステリー待合所」にアクセスし、指定のチャンネルで参加の意思を伝える必要があります。開催日にVRChatにログインしてゲームに参加できます。VR機器がなくてもWindowsパソコンから参加可能ですので、幅広いプレイヤーが楽しめます。

物語の背景とキャラクター

物語は、国家繁栄の時代を背景に、江戸時代から続く宿場町の華族の藤堂家を中心に展開します。藤堂家では、子息の婚約を祝うための集まりが予定されていました。しかし、祝いの席は一夜明けて殺人事件へと変わってしまいます。

この大正時代の華族の邸宅には限られた人々しかいなかったため、事件の真相を解き明かすには、各プレイヤーが持つ情報を慎重に引き出す必要があります。

イマーシブクラウドとは

このゲームはイマーシブクラウドが提供しており、VRを用いた体験型エンターテインメントを展開しています。設立の背景には、身体表現を学んできた代表の今井孝修の思いがあり、バーチャル空間で新しい物語体験を提供することを目指しています。

イマーシブクラウドは、自身の体験を通じて心に刻まれるような新たな表現を追求しており、これまでに多くのオリジナルシナリオを発表してきました。