サグリ×neoAI共同研究
2022-12-16 12:00:02

衛星データ解析AI開発でサグリとneoAIが共同研究開始!農業課題解決への期待高まる

衛星データ解析AI開発でサグリとneoAIが共同研究開始!農業課題解決への期待高まる



兵庫県発のスタートアップ企業であるサグリ株式会社と、東京大学発AIスタートアップの株式会社neoAIは、高精度な衛星データ解析AIの共同開発に向けた取り組みを開始しました。両社はそれぞれの強みである、農業分野でのデータ解析と最先端のディープラーニング技術を融合することで、農業における様々な課題解決を目指します。

サグリ株式会社は、2018年の創業以来、衛星データ解析プロジェクトを数多く手がけてきました。特に農業分野においては、農学的な視点を取り入れたデータ解析に高い専門性を有しています。一方、株式会社neoAIは、AIを軸とした課題解決を行う企業として、画像認識やセグメンテーションモデル開発に優れたディープラーニング技術を保有しています。

今回の共同研究では、neoAIの持つ最新のディープラーニング技術を活用し、衛星画像を用いた農地の高精度な解析モデルの開発、精度向上に注力します。具体的には、衛星画像から農地の状況を正確に識別し、作物の生育状況や病害虫の発生状況などを把握するためのAIモデルの開発が予定されています。

サグリ株式会社取締役COOの益田周氏は、この共同研究について、「当社の農学的なデータ解析の強みと、neoAI社のディープラーニング技術を組み合わせることで、高精度な農地の解析を実現できると確信しています。より良いソリューションの構築を目指し、今後も共同研究を継続していきます。」とコメントを発表しました。

株式会社neoAI代表取締役CEOの千葉駿介氏も、「サグリ社のノウハウと弊社のディープラーニング技術を融合することで、精度の向上だけでなく、実務で活用できるAIモデルの開発を目指します。衛星画像の可能性を最大限に引き出し、AIの社会実装を推進していきます。」と、今後の展望を語っています。

この共同研究は、単なる技術開発にとどまらず、農業分野におけるAI技術の社会実装を加速させる上で重要な役割を果たすと期待されています。高精度な衛星データ解析AIの開発により、精密農業の推進、環境問題への対応、食糧生産の効率化など、様々な分野への貢献が期待されています。

サグリ株式会社は、兵庫県を拠点に、インドにも子会社を設立するなどグローバルな展開を進めています。「人類と地球の共存を実現する」というビジョンを掲げ、衛星データとAIを活用した世界の農業・環境課題の解決に貢献しています。2021年には、リアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を実施するなど、その高い成長性も注目されています。

一方、株式会社neoAIは、東京大学発のAIスタートアップとして、アカデミアとビジネスの連携を強みとしています。「アカデミアとビジネスをつなぐ実行者として日本をAI先進国に」というビジョンを掲げ、様々な業界でAIソリューションを提供しています。

両社の共同研究は、AI技術の進化と社会実装において大きな一歩となるだけでなく、農業分野の未来を大きく変える可能性を秘めています。今後の進展に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社neoAI
住所
東京都文京区本郷1-28-10本郷TKビル 5階502号室
電話番号

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