ヤマハ新たな『ADECIAシーリングソリューション』発表
ヤマハ株式会社の『ADECIAシーリングソリューション』が、新しいシステム構成で、「Microsoft Teams」の認定を取得しました。これにより、遠隔会議の音声品質が一層向上し、クライアントやチームとのコミュニケーションが円滑に行えることが期待されます。
遠隔会議のニーズの変化
ここ数年、リモートワークの普及に伴い、企業の会議環境は大きく変化しています。オフィス内の会議室向けサウンドソリューションには、さまざまな要素が求められるようになりました。特に、対面と遠隔の参加者に対し、クリアで均一な音声を届けることが至上命題となっています。また、情報共有を効率化するために、Microsoft Teamsなどのコミュニケーションプラットフォームとの連携も不可欠です。
改良された『ADECIAシーリングソリューション』
ヤマハは2020年に音の入力から出力までをトータルに提供するシステムとして『ADECIAシーリングソリューション』を発売しました。そして2024年11月に新たに追加されたのが、Dante/PoE対応の天井設置型スピーカーシステム「VXC2P」です。この新機能により、同システムはさらに柔軟に会議室の構成に対応可能となりました。
今回の認定には、シーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」と専用プロセッサー「RM-CR」、さらにはPoE給電に対応したネットワークスイッチが組み合わされ、スピーカー「VXC2P」を追加しました。これにより、大規模な会議室でも均一に拡声が可能になります。システムの設計もシンプルなため、導入が容易になります。
自動設定機能の活用
特に注目されるのが、Web UIを介した「オートセットアップ機能」です。この機能により、システム全体の設定が自動で行われるため、複雑な作業を必要とせずに、短時間でセットアップが可能です。また、「VXC2P」にはイコライザーやディレイなどの音声処理が内蔵されており、個別に音質の調整ができるのも大きな魅力です。これらの要素によって、『ADECIAシーリングソリューション』はMicrosoft Teamsを通じて高品質な音声会議を実現します。
まとめ
この新しいシステムにより、企業の会議効率が大きく向上することが期待されます。ヤマハが提供する『ADECIAシーリングソリューション』の詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。
ヤマハ ADECIAシーリングソリューション製品サイト
*注:このニュースリリースに掲載されている情報は発表日現在のものであり、変更される場合があります。全ての商標および製品名は、当社または各社の商標です。