職場体験プログラムの概要
株式会社マッケンジーハウスとスポーツ教育を融合した活動を行うジョガスポが、共同で子ども向けの職場体験プログラムを開催しました。本プログラムは、実際の施主様とともに建築現場を体験し、子どもたちが社会と仕事に対する理解を深めることを目的としています。
実施概要
今回の職場体験には、3名の子どもたちが参加しました。それぞれが異なる役割を演じながら、ビジネスマナーや建築の基礎知識を学ぶ貴重な機会となりました。
ビジネスマナーを学ぶ名刺交換
最初のステップとして、子どもたちは名刺交換の練習を行いました。実際の施主様に対し、自分の名前を伝え、礼儀正しく名刺を手渡すことで、ビジネスシーンにおけるマナーを学ぶ重要な体験を得ました。「初めての名刺交換は緊張しましたが、しっかり伝えられたのが嬉しかったです!」と参加した子どもたちは振り返ります。
設計意図を伝える間取り説明
次に、子どもたちは実際の設計計画をもとに、間取りについて説明しました。家がどのように設計されるのかを理解し、住みやすさを重視する設計について学びました。実施主様に対して説明することで、自分たちの考えを具体的に伝える力を養いました。
外壁材の提案で素材選びを学ぶ
外壁材については、それぞれの特徴やメリットを理解し、選択の重要性を学びました。参加者は実施主様に提案を行い、コミュニケーション能力と知識の充実を図りました。また、子どもたちの声からは、緊張から解放され、提案をしっかり伝えられたという満足感が伝わってきました。
今後のプログラムの展望
今回の体験プログラムに引き続き、さらに実践的な内容を予定しています。子どもたちが建築業界を深く理解し、将来の職業選択に役立てることが狙いです。
金物検査の立会い - 建築の安全性を学ぶ
店舗の構造を支える金物の検査に参加し、建物の安全性を確保するためのチェックポイントを学びます。この経験は、建築を学ぶ上でも重要な部分になります。
本格的な大工体験
大工仕事にも挑戦します。釘打ちなど実際の作業を体験し、職人の技術を直に感じることで、ものづくりの楽しさを体験してもらいます。
完成時レセプションへの参加
プロジェクトの締めくくりであるレセプションに参加し、建物が完成した際の達成感を体験します。実施主様との交流を通じて、仕事のやりがいを実感してもらいます。
ジョガスポとの連携
この取り組みは、全47都道府県で活動するスポーツ教育の団体であるジョガスポとの共同で実現しました。ジョガスポは、元日本代表選手たちによって設立され、単なるスポーツスクールではなく体験型イベントを全国各地で展開しています。子どもたちが平等にスポーツを楽しむ機会を提供し、成長を支援しています。
未来の建築業界を支える試み
現在、建築業界では次世代の人材育成が大きな課題となっています。このプログラムを通じて、子どもたちに建築の魅力を伝え、未来の建築家や職人を育てるきっかけとなればと考えています。「この体験が設計や建築の道に進む子どもたちを育てるきっかけになれば嬉しいです」と担当者は語ります。
これからも株式会社マッケンジーハウスは、子どもたちが夢を持ち、社会で活躍するためのサポートを続けていきます。