サイトのスピード改善支援プラットフォーム「Raising」の無料プラン提供開始

サイトのスピード改善を行う「Raising」とは

近年、ウェブサイトのパフォーマンスはユーザーエクスペリエンスや検索順位に多大な影響を及ぼしています。特に、サイトのスピードは訪問者の離脱にもつながるため、その重要性はますます高まっています。そんな中で、株式会社2BETが提供する新たなプラットフォーム「Raising」が注目を集めています。

Raisingの機能と特徴

Raisingは、ウェブサイトのスピードを詳細に分析し、改善をサポートするプラットフォームです。従来は一部の媒体社向けに限定されていた本サービスが、2023年7月26日から一般公開され、無料プランが提供されています。以下に、Raisingの主な機能を紹介します。

1. パフォーマンスレポート

Raisingの基本機能として、LCP（Largest Contentful Paint）、FID（First Input Delay）、CLS（Cumulative Layout Shift）といったCore Web Vitalsをはじめ、FCP（First Contentful Paint）、Speed Index、FMP（First Meaningful Paint）などのデータを24時間測定し、レポーティングします。これによって、サイトスピードの数値の変動を把握しやすくなります。

2. リアルタイムアラート機能

この機能は有料プランにて提供されるものですが、Raisingは各種メールサービスやSlackと統合することが可能です。サイトのスピードが設定した基準を下回った場合に、リアルタイムでアラートを送信することで、迅速な対応ができるようになります。

3. 新規リリースの影響分析

GitHubとの連携機能も有料プランの一部として利用可能です。これにより、サイトスピードに変動があった場合、そのタイミングでの新規リリースやデプロイが及ぼした影響を視覚的に確認することができます。これにより、開発過程でのパフォーマンスの把握が容易になります。

4. ワンストップでの改善提案

Raisingは単に数値を測定するだけではなく、パフォーマンス改善の具体的なポイントを明示してくれます。また、コンサルタントとエンジニアチームによって、分析から具体的施策の実施まで、総合的な支援が行われることが大きな特徴です。ただし、コンサルティングや開発支援は別途契約が必要です。

まとめと今後の展望

これからのウェブサイト運営において、Raisingの無料プランは非常に有用なツールとなることでしょう。特に、サイトのスピードがユーザー体験に与える影響は避けられないため、早めの改善が求められます。株式会社2BETの「Raising」は、注目のサービスとして、これからさらに多くのユーザーから支持されることが期待されます。