バイオメタノール製造実証
2026-08-27 11:58:13

国産木材を活用したバイオメタノールの製造実証プロジェクト始動

国産木材を用いたバイオメタノールの新たな挑戦



住友重機械工業株式会社は、王子ホールディングス株式会社と協力の上、国産木材を主な材料に用いるバイオメタノールの製造に関する実証事業を開始しました。この取り組みは、環境省が推進する『脱炭素型循環経済システム構築促進事業』に採択されたものであり、2026年度から2029年度にかけて進められます。

バイオメタノールの重要性



バイオメタノールは、プラスチックや接着剤、塗料など、さまざまな基礎化学品の原料として広く使われています。しかし、現状では国内で使用されるメタノールのほとんどが天然ガス由来の輸入品であるため、環境負荷の低い木質バイオマスを用いたバイオメタノールの開発に対する期待が高まっています。今回の実証事業は、持続可能なエネルギー供給を目指す上で非常に重要なステップとなります。

実証事業の内容



実証事業においては、王子ホールディングスが持つ国内最大級の森林資源ネットワークや長年の木質資源活用技術を活かし、住友重機械工業が提供するガス化技術と組み合わせて国産木材および古紙からバイオメタノールを製造します。このプロジェクトでは、化石資源に依存しない国産のバイオメタノール製造を目指し、製造技術の確立や技術的課題の解決に取り組みます。

技術開発への取り組み



住友重機械工業は、循環流動層およびバブリング流動床の燃焼技術に関する豊富な実績を有しており、幅広い木質バイオマスやリサイクル素材に対応可能な独自の流動床ガス化技術を開発してきました。今回の実証事業には、愛媛製造所新居浜工場に設けられたガス化パイロット試験設備が活用され、原料の種類や産地による最適化を進めます。そして、需要が見込まれるバイオメタノールや持続可能な航空燃料(SAF)分野への応用も視野に入れています。

プロジェクトの意義



このプロジェクトの成功は、日本国内における脱炭素社会の実現に向け、大きな貢献となるでしょう。バイオメタノールの製造が商業化されれば、環境への負担を軽減し、安定したエネルギー供給が可能となります。住友重機械工業と王子ホールディングスは、持続的な燃料製造システムを構築し、より良い未来の実現を目指して努力していきます。

まとめ



国産木材を主原料としたバイオメタノールの製造に関する実証事業は、循環型経済の実現に向けた重要な一歩です。これにより、国内の化石資源依存からの脱却を促し、持続可能な社会に向けた取り組みが進んでいくことが期待されます。


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会社情報

会社名
住友重機械工業株式会社
住所
東京都品川区大崎2丁目1番1号ThinkParkTower
電話番号

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