全国で繋がる、ワールドキャンサーデー2023のライトアップ点灯式

全国で開催されるワールドキャンサーデー2023

国際対がん連合(UICC)の日本委員会が主催する「ワールドキャンサーデー2023」が、2023年2月4日(土)にオンラインで開催されます。この日は、がんに関する意識を高め、行動を促すことを目的とした重要な日です。

この取り組みは、全国各地のライトアップ会場をつなげ、点灯式を通じてがん対策への意識を高めるものです。日本全国で行われるライトアップはUICCのシンボルカラーである「ブルー」と「オレンジ」で彩られ、がん撲滅に向けた思いを一つにします。

ライトアップ点灯式の詳細

2023年のイベントは、全国14カ所でのライトアップを予定しており、点灯式はオンラインで無料配信されます。このオンラインイベントでは、女優の大竹しのぶさんもゲストとして参加。彼女はこの日、がん患者を含むすべての人々に力強いメッセージを送ります。

配信情報

- 日時: 2023年2月4日(土) 17:30～18:15
- ライトアップ時刻: 18:00
- 配信: 特設サイトでのYouTube Live配信

ワールドキャンサーデー特設サイト

このイベントは「Close the care gap」というテーマのもと、がん医療のギャップを埋めようとする取り組みをも視野に入れています。コロナ禍においてがん医療の重要性が改めて問われる中、今こそ皆で支え合い、考える時です。このライトアップイベントは、ただの視覚的な体験ではなく、がんに立ち向かう力が共同共有される貴重な機会となります。

全国のライトアップ対象施設

今年のワールドキャンサーデーでは、以下の14カ所でのライトアップが行われます。

- 北海道: あさひかわ街あかりイルミネーション
- 宮城県: 仙台スカイキャンドル
- 新潟県: 新潟日報メディアシップ
- 富山県: 世界遺産相倉合掌造り集落
- 埼玉県: 防災地下神殿
- 埼玉県: 埼玉県立がんセンター
- 東京都: 東京ビッグサイト
- 神奈川県: 大船観音
- 岐阜県: 岐阜市役所
- 愛知県: 中部電力MIRAI TOWER
- 奈良県: 世界遺産薬師寺
- 島根県: さんいん中央テレビ鉄塔
- 福岡県: 福岡市赤煉瓦文化館
- 鹿児島県: 相良病院

ワールドキャンサーデーとは

UICC(国際対がん連合)によるワールドキャンサーデーは、毎年2月4日に行われる国際的なイベントで、がんに対する理解を深めることや、啓発活動を推進することが目的です。2000年にパリで始まり、2022年には「Close the care gap」という新たなテーマが設定されました。このテーマにより、がんをなくすために何ができるか、考え、行動を起こすことが求められています。

詳しい情報や今年のイベントの内容については、公式ウェブサイトをご覧ください。皆でがん撲滅に向けた光を結びましょう。