環境配慮型木造店舗オートバックス四国中央店が新規オープン

環境配慮型木造店舗「オートバックス四国中央店」がオープン

愛媛県四国中央市に新たなカー用品の聖地が誕生します。株式会社オートバックスセブンの子会社である株式会社オートバックス南日本販売は、2024年10月17日（木）に「オートバックス四国中央店」を新規オープンすることを発表しました。この店舗は、環境への配慮を重視した木造建築として注目されています。

環境への取り組み

オートバックスは、非財務目標の一環として「環境配慮型店舗の設置によるCO2の削減」を設定し、その実現に向けていくつかの具体的な施策を講じています。2024年6月には農林水産省と「店舗新築時における建築物木材利用促進協定」を締結し、木材の積極的な使用を図っています。これに基づき、オープンする四国中央店は、首都圏に続く第2店舗目の木造建築となります。

店舗の設計と特徴

新店舗では、ツーバイフォー材を主に使用した枠組み壁工法とトラス架構が採用され、広い売場を確保しています。売場の天井はトラスを露出させ、木材の温かみを感じられるデザインが施されています。また、店舗内の什器の一部には、地元の木材が使用されており、地域に根ざした取り組みを反映しています。これにより、冷暖房や照明などの一次エネルギー消費量を57%程度削減できる見込みとされ、5つ星評価のZEB Readyを取得済みです。

扱う商品とサービス

オートバックス四国中央店は、川之江JCTから西側へ約2.8㎞、国道192号沿いに位置します。タイヤやオイル、バッテリーを中心に、高品質なカー用品を取り揃えています。また、車検や整備などのサービスも提供し、自動車に関する知識と技術を十分に備えたスタッフが、地域の顧客に安心して車のメンテナンスをお任せいただけるよう努めています。

企業の目指すもの

オートバックスは「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」という企業理念のもと、さまざまな事業を通じて、安全・安心な交通を提供することを目指しています。また、環境・社会課題への取り組みにも注力し、よりよい社会の実現を図ります。

新たにオープンするオートバックス四国中央店は、環境にも配慮した持続可能な店舗として地域に根付き、多くの顧客に愛される存在になることでしょう。