株式会社ヤプリがアプリ市場で快挙を達成
株式会社ヤプリ(東京都港区、代表取締役:庵原保文)は、そのアプリ開発プラットフォーム「Yappli」が2024年第2四半期(6月末)に累計2億ダウンロードを突破したと発表しました。これは、様々な業種で開発されたアプリの成功を物語るものであり、同社の成長を感じさせる明るいニュースです。
ノーコードの力でアプリ開発を身近に
ヤプリは「デジタルを簡単に、社会を便利に」というミッションを掲げ、ノーコードで誰でも簡単にアプリ開発や運用ができるプラットフォームを提供しています。これにより、プログラミングの知識がない人でも手軽にアプリを制作できる環境が整いました。
また、ノーコードの顧客管理システム「Yappli CRM」も展開し、顧客との良好な関係構築をサポートしています。創業から11年が経過し、「Yappli」で開発されたアプリは845本を超えたとのことです。これまで考えられなかった多様な用途で、ユーザーたちにアプリが活用されています。
コロナ禍後のアプリ利用動向
2023年5月に新型コロナウイルスが5類に移行し、外出や消費の動きが活発になったことで、外食や娯楽関連アプリのダウンロード数も急増しました。特に株式会社チヨダの「kutsu.comアプリ」や、株式会社スタンダードの「JOYSOUND直営店公式アプリ」が好調です。これらのアプリはいずれも、ユーザーが新しい靴を履いて外出したり、カラオケを楽しむために便利な機能を提供しています。
また、最近では人材マーケットが活性化し、転職やアルバイトに関する「人材サービスアプリ」の需要も増加しています。これにより、かつては苦境にあった業界のアプリが再び注目を集めています。
従業員エンゲージメントの重要性
ヤプリは、CX(顧客体験)を向上させる施策を進めてきましたが、近年ではEX(従業員体験)の重要性も認識されています。EXが強化されることで、従業員の仕事に対する誇りや満足度が高まり、それがより良いCXへとつながっていくと考えています。
このビジョンを実現するために、ヤプリは2023年8月に新たに「Yappli UNITE」を導入しました。このサービスは従業員エンゲージメントを強化するための機能を持ち、企業文化の醸成や健康経営に寄与する取り組みとして注目されています。多くの企業がこのサービスを導入し、EX向上を目指しています。
ヤプリの今後の展望
ヤプリは、導入企業が顧客や従業員、取引先とのエンゲージメントを一層強化できるよう、日本国内外の様々なステークホルダーへの支援を続けていく方針です。このような方向性は、アプリ開発がビジネスや生活に与える影響をさらに広げていくでしょう。
アプリ開発の未来がどのように変化していくのか、そしてヤプリがその中心的な役割を果たすのか、今後の動向が注目されます。
企業情報
株式会社ヤプリ
- - 本社: 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41階
- - 代表者: 庁原 保文
- - 事業内容: 「Yappli」「Yappli CRM」「Yappli UNITE」の開発・提供
- - URL: Yappli公式サイト