女性の欲望を描く黒沢明世の新作
2024年12月2日、漫画誌「JOUR」1月号が発売されます。この号は、創刊40年記念企画として行われている『“#(ハッシュタグ)”アンソロジー』の一環で、テーマ「#アオハル不倫」にそった作品が掲載されます。特に注目すべきは、黒沢明世先生の登場です。
黒沢明世が描くリベンジ・ラブストーリー
黒沢明世先生は、華麗な筆致で女性の欲望を巧みに表現する作風で知られています。特に、『にぶんのいち夫婦』や『戦略結婚 ~華麗なるクズな人々~』などの作品は、多くの読者から支持を集めています。今号では、黒沢先生が新たに「#アオハル不倫」をテーマにした意欲作を49ページにわたって描いています。
ストーリー紹介
この作品では、45歳の企業コンサルタント、ハナヨが2004年にタイムリープする様子が描かれます。過去に愛した恋人、タカシとの再会に、ハナヨの心にさまざまな感情が芽生えます。一体、二人の恋の行方はどうなるのか、期待が高まります。
JOUR誌の新たな取り組み
「JOUR」は、変わりゆく女性たちの生き方を映し出すだけでなく、今の時代に即したテーマを取り上げています。SNS時代の現在、ハッシュタグは生活の中で重要な役割を果たしています。今回の企画では、そのハッシュタグの向こう側にある女性たちのリアルな生活や欲望を描きます。
アニメ化決定の特報
さらに、特報として注目すべきは、『透明男と人間女 ~そのうち夫婦になるふたり~』の2025年のアニメ化が決定したことです。岩飛猫先生が手がけるこの作品は、現在JOUR本誌にて連載中です。アニメ化の詳細や描き下ろしイラストも掲載されます。
コミックスの新刊も登場
また、12月17日には『アスチルベ~船底の花嫁~』と『殿さまとわたし』のコミックス第1巻が待望の発売となります。両作品では、さまざまな人間模様や歴史的背景が描かれ、読者を楽しませる内容となっています。
- - 『アスチルベ~船底の花嫁~』は、戦国時代を背景にしたラブストーリー。異国の地で出会った男女が自由を求めて愛し合う様子が描かれます。特に、歴史の荒波に飲み込まれながらも絆を深めていくその姿は読む者の心を打つことでしょう。
- - 『殿さまとわたし』では、家族の中での介護問題がテーマとなります。父親が「殿さま」となり、わがままや暴言に悩まされる娘の奮闘が描かれています。著者の体験を元にしたフィクションであるため、リアリティがあります。
結論
JOUR1月号は、多くの見どころが用意されています。黒沢明世先生の新作をはじめ、アニメ化特報やコミックスの新刊情報が盛りだくさんです。女性たちのリアルな欲望や生き方を感じ取れるこの号を、ぜひお見逃しなく!