EMC GLOBALが東京都主導のスタートアップ支援事業に採択
一般社団法人EMC GLOBAL(東京都三鷹市、代表理事:伊藤羊一)は、東京都が実施するスタートアップ支援の新たな取り組み「TOKYO SUTEAM」の重点分野に選出されました。このプログラムは、2025年10月から2027年3月にかけて、国内外の学生を対象とした「グローバルアントレプレナー育成プログラム」を推進することを目的としています。
グローバルアントレプレナー育成プログラムとは
EMC GLOBALは、「United ASIAからグローバルアントレプレナーシップを持った人材を輩出する」ことを目指して、多様な学生及び大学とのネットワーク形成に力を入れています。具体的には、日本全国で100以上の大学や学生団体と提携し、加えて海外の大学との連携を図り、合計300名以上の学生を対象としたコミュニティを構築します。このプログラムを通じて、ビジネスブートキャンプなどさまざまな活動が行われ、国際的なチームや革新的なアイデアを創出する環境が整えられる予定です。
背景と目的
近年、日本は経済成長が鈍化し、国際競争力が低下しています。その要因の一つは、グローバルに通用する人材の不足です。EMC GLOBALでは、学生が早期から国際的な視点を持ち、失敗を恐れずに挑戦できる才能を育成することで、長年の経済的停滞を打破することを目指しています。そして、この取り組みを通じて「東京のスタートアップエコシステムを強化し、新たなスタートアップの創出と成長を促進する」ことが、TOKYO SUTEAMの重要な目的とされています。
TOKYO SUTEAMの意義
東京都は令和4年11月に「Global Innovation with STARTUPS」を策定し、スタートアップ支援のための戦略を進めています。この取り組みでは、支援者同士のネットワーク化を重視しながら、多岐にわたるサポートを提供しています。「TOKYO SUTEAM」による支援を通じて、多様な主体と連携し、東京を中心としたスタートアップエコシステムの強化が期待されています。EMC GLOBALは、取り組みの中で自らが選出された重点分野を通じて、若手起業家の育成や国際的なビジネス支援を行うことが評価されました。
参加団体の募集
EMC GLOBALは、全国各地の大学や学生団体との協力を求めています。この取り組みに関心がある団体は、ぜひ接触してください。連絡先はEMC GLOBALの担当者、津吹達也氏と安藤晃規氏にて対応します。メールアドレスは
[email protected]です。
代表のコメント
EMC GLOBALの代表理事伊藤羊一は、「TOKYO SUTEAMの重点分野に採択されたことを非常に嬉しく思っています。私たちは国内外の学生に挑戦の場を提供し、共創のエコシステムを築くために努力していきます。この機会を通じて、アジアの若者が連携し、新しい未来を創造していくことを目指します」とコメントしています。
理事津吹達也は「本事業を通じて国境を越えた国際的なコミュニティを形成し、学生たちが自由にアイデアを交換し、新しいビジネスを生み出せる環境を整えます」と所感を述べています。
EMC GLOBALについて
EMC GLOBALは、起業家精神を持つ人材を育成するために、日本で唯一の学科である武蔵野大学アントレプレナーシップ学部から生まれた団体です。2023年には東京都よりスタートアップ支援事業にも採択されるなど、その活動は広がりを見せています。具体的な実施内容としては、学生が主体となったビジネスプランのボードや、スタートアップの支援を行っています。
団体の詳しい情報はEMC GLOBALの公式ウェブサイト(
https://emc-global.jp/)で確認できます。