楽天とAGE OF LEARNINGが手を組む、新たなデジタル教育の時代が始まる

今年、アメリカの「AGE OF LEARNING」と日本の「楽天」が新しいジョイントベンチャー「Age of Learning Japan株式会社」を設立しました。この企業は、特に幼児向けのデジタル学習プログラム「ABCmouse Early Learning Academy」を提供することに焦点を当てており、日本の子どもたちに質の高い教育体験を提供することを目指しています。
「Rakuten ABCmouse」は、子どもたちが英語を楽しみながら学べるようにデザインされています。260のレッスンに加え、6000以上のアクティビティが用意されており、インタラクティブな体験を通じて自然な形で英語力を育むことができます。その中には動画、ゲーム、絵本、歌、そして音声認識技術を利用した発音練習も含まれています。
また、保護者専用の画面では、子どもたちの進捗をしっかりと確認できる仕組みが整っており、学んだ単語数や学習時間などを把握することが可能です。このインターフェースは直感的で、幼児でも簡単に操作できるため、安心して利用できるのが特徴です。
「Rakuten ABCmouse」は、単なる学習教材にとどまらず、子どもたちのモチベーションを引き上げるために「チケット」制度を導入。これにより、英語を使ったゲームやパズルなども楽しみながら、より積極的に学びに取り組むことができます。
この新しいジョイントベンチャーについて、AGE OF LEARNINGのCEOポール・キャンドランドは次のようにコメントしています。「私たちのサービスを通じて、日本全体の子どもたちに最高レベルの英語教育を提供できることに大きな期待を寄せています。日本市場はグローバル展開における非常に重要な位置を占めています。」
楽天の安藤公二常務執行役員も、「『Rakuten ABCmouse』は、質の高いカリキュラムに基づいた子ども向け英語教材です。このパートナーシップによって、多くの日本の子どもたちに世界基準の英語教育を体験してほしい」と述べています。
「ABCmouse Early Learning Academy」は、アメリカで業界をリードするデジタル教材として知られています。これにより、子どもたちが英語を学ぶだけでなく、世界の多様な文化に触れることで、自らの未来を切り拓く力を養うことが期待されます。
さらに、Age of Learning社は、魅力的で効果的な教材を通じて、子どもたちの学習基盤を固めることに注力しています。”ABCmouse English”を含め、様々な分野での学習プログラムが米国においても展開されており、算数や読解力もカバーしています。
楽天は、日本国内外でさまざまなインターネットサービスを提供する企業であり、ECを中心にフィンテックやデジタルコンテンツなど多岐にわたる事業を展開しています。今回の「Age of Learning Japan」の設立を通じて、今後のデジタル教育の新時代が到来することでしょう。このプログラムについて詳しい情報が知りたい方は、楽天の公式サイトで確認できます。