株式会社ソケッツが提供する感性ターゲティング広告サービス「Trig’s」が、新しい広告キャンペーンを発表しました。これに先立ち、Trig’sの効果を証明するためのデータ分析を実施したところ、クライアント企業の協力を得て、高い成果が確認されました。
Trig’sは、2022年にサービスを開始した日本国内でも数少ないPMP(Private Market Place)型のインターネット広告サービスであり、その特長は高品質なメディアとクライアント企業を直接結びつける点にあります。この方式により、生活者の媒体体験を向上させるだけでなく、クライアント企業のブランド認知度の向上や収益性の改善を図っています。
最近の実証結果において、広告効果の向上が次のように示されました。まず、あるジュエリーブランドとインテリア暖炉ブランドを対象にした分析では、ランディングページ(LP)に誘導されたユーザーの96%が新規顧客であることが明らかになりました。また、LPに20秒以上滞在した新規ユーザーの割合は、他の広告ターゲティング手法と比べて約1.4倍増加していることが確認されました。さらに、Trig’sを利用する前と比べ、実施1ヶ月後には訪問ユーザー数が2.3倍に増加したことも特筆すべき点です。
こうした結果を基に、株式会社ソケッツは新たな広告キャンペーンを開始します。2月は一般的に消費意欲が落ち込みがちですが、3月になると春休みや卒業シーズンに入り、多くの人々が新しい生活を始める時期であるため、その購買意欲は上向くと予測されます。Trig’sの提携メディアにおいても、新春に向けて購買意欲を喚起するコンテンツが増加してきています。こうしたタイミングで本キャンペーンに参加することで、生活者の感性に合った広告訴求が可能となり、春以降の商戦に備えることができるでしょう。
新キャンペーンでは、対象となる広告主に対して、広告配信数を10%増量するサービスを提供します。なお、これは先着5社に対する特典であり、広告主には審査基準が設けられています。応募期限は2025年2月28日で、応募方法は「エモーショナルキャンペーン応募」と題して問い合わせる形になります。
株式会社ソケッツでは、2000年6月に設立以来、「人の気持ちをつなぐ」という理念のもと、データベースサービスを展開してきました。現在では、KDDIやLINE MUSIC、楽天グループなど多くの企業に向けて独自の感性メタデータを活用したサービスを提供し、感性AIを用いたインターネット広告などの感性マーケティングも手掛けています。今後もTrig’sのような新しい広告手法が、企業のマーケティング戦略において重要な役割を果たすことでしょう。